昨今の成長はたばこによる売り上げの影響が大きいという記事が日本経済新聞ホームページに掲載されておりましたのでご紹介致します。(以下抜粋)
高成長コンビニ、問われる「脱たばこ」(真相深層)
2012年の市場規模は約9兆円と、コンビニエンスストアは過去5年で20%超の成長を遂げた。シニアや主婦の利用が増えたとされるが、あまり語られない立役者がいる。たばこだ。自動販売機の成人認証カード導入以来伸び続け、今や大手の総売上高の25~30%を占める。だが喫煙人口は減少傾向にあり、「依存症」を脱する経営が求められそうだ。
■増収分の半分
「たばこの売り上げは年々増えている。喫煙者は、コーヒーなどの飲料も一緒に買ってもらえるお得意さんです」。東京都内で「ファミリーマート」を運営する30代の店長は話す。この店は100種類以上の銘柄を扱っているが、「たばこがある店とない店では同じ立地でも売り上げに大きな差が生まれる」。
レジ付近のスペースに置かれることが多いたばこは、ここ5年で存在感を急速に増した。ファミマの売上高の推移を見ると、一目瞭然だ。08年2月期のチェーン全店売上高は1兆1218億円。このうちたばこが全体の16%(1809億円)を占めていた。だが13年2月期には全店売上高1兆5843億円に対し、たばこは4124億円と26%に上る。
つまり5年間のファミマの増収分の半分がたばこだ。たばこ購入のために訪れた客がついでに買う飲料などの商品の売り上げも考慮すると、効果はこの数字だけにとどまらないだろう。
ファミマだけではない。最大手のセブンイレブンは08年2月期は総売上高に占めるたばこの割合は15%程度だったが、13年2月期に25%に上昇。同期にはローソンも28%に達しているほか、4位のサークルKサンクスでは30%を超える。
コンビニでのたばこ販売が増えた最大の理由が08年の自動販売機用の成人認証カード「タスポ」の導入。喫煙者は個人情報を登録されることを嫌うのか、この3月末でも喫煙者に占めるタスポ保有率は46.5%にとどまる。自販機の台数も減少しており、24時間開いているコンビニへ足を運ぶ喫煙者が増えた。(略)
日本たばこ産業(JT)によると、タスポ導入前にコンビニはたばこの販路別シェア(本数ベース)で30%程度を占めていたが、13年3月にはこれが65%まで高まった。「減った町のたばこ屋の代替機能を担っている」(セブンイレブン)。現在大手コンビニの店の90%超がたばこを扱う。
■値上げ効果消滅
だが値上げがもたらしたかさ上げは、11年秋には消えた。大手の既存店売上高は12年2月期まで増収基調だったが、効果が完全になくなった13年2月期にプラスだったのはセブンイレブンだけ。ローソンは前年並みにとどまり、ファミマとサークルKサンクスはマイナスに転じた。(略)
ーーーー健康志向の高まりで禁煙する人が増えたこともありたばこにたよれるのもここまで・・・と分析。今後は独自製品による各社コンビニは売り上げを伸ばすしかない様ですがたばこほどの固定客を呼び込める商材はまだ見つかっていない様です。
商材としては魅力のある『たばこ』なんですが・・・

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