実は、4月の津久井湖ツーリングの際、行き道でも電圧が低いなと感じ、ヘッドライトを消すなどの節電をしましたが、帰り道に充電不良になった小さいCB。

最終的には点火系以外の電力が測定限界以下でブラックアウトしてしまいました。

 

ただ、バッテリーはチャージすると復活。エンジンが冷えたら何事もなかったようにアイドリングで13V、走行時は13.7Vくらい発電しています。

 

 

 
ともかくこの時はR16など主要な国道のアベレージが高く、小さいCBはかなり全開に近い走りをしていました。油温は朝の涼しい往路で100度超。昼間は120度ほどになり、これに伴って発電系がオーバーヒートしたようです。
 
色いろと試してみたのですが現象が現れず、エンジンの過熱によることが原因であるなら、より冷却性能の高いオイルに交換してみることにし、これまでのガルフブレイズ(全鉱物油)15W-50からベリティ(全合成油)15W-50に交換してみました。それが下の記事。

 

 
その後出番がないのでテストできずじまいでしたが、きょう思い切って白石峠-定峰峠-秩父往還-フルーツライン-R411奥多摩湖周りの300㎞でテストしてみることにしました。
8時25分出発。
 
朝は寒かったので風を通さないジャケットで。
 
 
雨上がりで6月には珍しい富士山も見えました。
 
白石峠でございます。
 
80㏄には相当過酷な登りで、2,3,4速を頻繁に使いパワーバンド7,000-10,000rpmを維持する走りです。
油温は早くも100度。
 
ここまで約1時間を要しています。
 
定峰峠の茶屋
 
 
 
一気に道の駅あらかわで排水。
 
雁坂峠を登り切って。トンネルの通行料金=原付は70円と格安です。
 
R140山梨県側の三富でラーメンをば。
 
豚骨ネギラーメンでしたが、やはり今の季節はネギが固い。私ならごま油と塩コショウで和えてからのせるんだけど。
 
R140を左折してフルーツラインへ。すぐに裏から見た富士山が。
 
 
丹波山の峠を登っているとまたまた富士山が。
 
 
ずいぶん雪が解けましたね。昨日の雨は雪にならなかったのか・・・
 
奥多摩湖の駐車場にて
 
バイクのテストなのであまり景色などを楽しむ余裕のない弾丸テストツーになりました。
 
地元には14時30ごろ到着。約300キロ走りました。
チューニングしている小さいCBはハイオク仕様です。
 
 
トリップメーターは302.9㎞(時計は進んでいます) 給油は6.49ℓ入りました。従いまして燃費は46.67㎞/ℓといくつもの峠越えで大きくスロットルを開け続けたにもかかわらず秀逸な燃費です。1タンクで370㎞は走れることになります。
 
問題の電気系統の充電不良は再現しませんでした。電圧はヘッドライトつけっぱなしにもかかわらず、アイドリング時12V台、走行時13.5ー13.9Vで安定して発電しています。油温はMAXでも100度に張り付いたままそれ以上は上がりません。むしろ埼玉に入ってきたらぐっと気温が上がったにも関わらず、通行量が増え速度が落ちたために、油温は逆に100度を切ってきました。4月の時より気温も湿度も高く、はるかに過酷なテストにもかかわらず、交換したベリティの全合成油は優秀な冷却性能であることがわかりました。
 
これなら、秋のU125Rallyにも再びエントリーできるのではないかと考えています。