春に震える まだ風は烈しくて 梅の匂いを吹き散らす 野辺春霞 水温み枝揺れる 近づく時を身にうけて 震え居る春浅からず 近寄れば酔いとどまらず 梅の匂いの強き甘さに 近きもの遠きもの 想いて震えとどまらず 春の極みの近づくを知り 心は山の頂きを見む