映す 心を映すなら それは同じことだ 鳥であろうと月であろうと 雲であろうと花であろうと 手に取らず この身を如何ようにも投げようと 両の乳房に頬をもて 一夜の月光を 映しおく 愛さずとも我は汝(な)がもの 光の影と成りしもの ただ歌のみが 死の怖れよりわれらを救うだろう