月そのままに 空の仕掛け時計の長針が はらりと落ちて 水面で遊んでいた満月を すっと二つに切りました でも月は微笑んだまま 二つに割れて淡々と 風の波間を遥か廣野の向こうまで ゆっくり流れていきました 明日もきっとこの時間 月が遊びに来るように 仕掛け時計が笑います