夾竹桃 走りきて目を奪われた生け垣の白き花 五弁のはなびらを風車(かざぐるま)のように開いていた 名を知らず後に調べて夾竹桃(きょうちくとう) 名にも美しき白にも似合っているのか 抽出せるエッセンスは青酸カリをも凌ぐ毒の花 そんなことは決してないだろうけれど もし自死望むときには この花の花と葉と茎と根を さらりと飲み干して死にたいと思ったものだ