嵐の後で 嵐が過ぎ去りかけた夕暮れ 落ちた葉や枝が まだ消えぬ雨の中で濡れていた 風も時折はげしく吹いた けれど落ちたものたちも 少し疲れて少し安心した鳥たちも 風の刻印を残したものたちすら 静まりかえっていた 生きること それは何も考えず ただそこに在り 息をして 静寂(せいじゃく)を愛することだ そんな気がしてならない 帰るべき静寂(しじま)の島 それはここなのだろうか 帰るべき静寂(しじま)の島 それはここなのか