zakuro なんだか僕はザクロを漢字で柘榴と書く気がしない いつになってもそれはザクロかzakuroで 硬い皮に包まれた多くの種は秋豊穣のシンボルでもあるのだが 口に含んだときに口中を満たす鋭い酸っぱさと微かな甘さは まだ当分のあいだ受精することのない精子や卵子たちのように あどけなく若くまだ時間の航路をほんの少ししか渡っていない 青春の透き通るような酸っぱさと甘さのように思えるからだ