浮橋の先に 独り言つぶやきながら 時には誰かに このことを しかと伝えようとして 宙(そら)へと架けた浮橋を 少し疲れた足どりで 昇っていった 美しい浮き橋が尽き もうその先には何もないと知ったとき 僕は立ち止まり 言葉も失せたこのことが 翔りゆく翼を 手に入れるのを見た そうだ ここでこそ 僕はすべてを失い すべてを手に入れる このことと ひとつになって 世界の 歌を