先日、愛媛松山を旅したとき、懐かしい場所を巡ってみました。
松山は、高校卒業後、初めて一人暮らしをした所です。
2年間、保育の専門学校に通いました。
県立の学校だったので、土曜日の午後、図書館で子供達に人形劇や影絵、紙芝居をしたり、日曜には、動物園の触れあい広場のお手伝いがあったんです。
年に1、2度回ってくる動物園実習、たしか4人くらいのグループで、ウサギやヤギのエリアに分かれての実習だったと思います。
もう30数年前の話なので記憶が定かではありませんが、はっきり覚えていることがあります。
それは...
とても怖かったこと！
代々伝わるエプロンを付けて、ヤギのエリアに入るのですが、 ヤギに囲まれてエプロンを引っ張られ、怖いのなんの(^_^)ゞ
すでに、エプロンにあちこち噛まれた跡があるのです！
そのエプロンが回ってきた時からドキドキでした。
下宿先から自転車で、その当時道後にあった動物園へ行き、 動物と触れあい、子供達と触れ合う一日でした。
今は動物園は砥部に移転し、とても広いものになっています。
砥部までは少し遠いので、その後動物園実習は無くなったと聞きました。
先日、その動物園があった辺りを歩いてみたんです。
動物園が移転した後、跡地は湯築城跡として、武家屋敷が復元されたり、資料館ができていました。
動物園があった所は、もともと湯築城跡として、遺跡が確認されていたようです。
訪れた日は休館日で建物内には入れませんでしたが、整備された公園をゆっくり歩き、
ちょうど犬の散歩をしていた方と話をすると、
「この辺りにぞうさんがいたのよ～」と教えてくれました。
小さい頃、両親に何度も連れて行ってもらった所ですが、新しい砥部動物園や広島の動物園の記憶が上書きされ、道後動物園の記憶をたどることができません。
きっと、毎回ぞうさんは見てたでしょうから、この辺りを小さかった私が歩いたんだろうなぁ～と思いながら一人歩きました。
動物園の反対側に昔からあったという湯築山の展望台にも上ってみました。
いつも、動物園に行くだけで、こちら側には行ったことがなかったんです。
先日、視聴者の方の思い出をたどるテレビ番組で知って、
「どこにあるの？」と思っていたところ(^^)
標高71㍍、季節もよくちょうどいいハイキングでした。
1時間ほどの道後巡りでしたが、懐かしさでいっぱいになりました。
そして、もっともっと、思い出の場所を巡ってみたくなりました。
学校のあった場所（もう閉校になったので）、下宿先や通学路を歩いてみたいし、よく行った喫茶店やケーキ屋さんは、まだあるのか？！
お好み焼き屋さんにも行ってみたくなりました。
温泉に浸かって、思い出を巡る(^^)v
来年、私のテーマは、「旅を再開」なので、新たな楽しみがまたひとつ増えてウキウキです。
私がトイレに行ってる間に、さらっと支払いを済ませてくれてるなんて！
とてもスマートな行動に、感動ものでした。
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くぐり門珈琲店さんにて
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