『死霊のはらわたライジング』観ました。
旧作につき、ネタバレあります。
取り壊しが決まっている古いアパートで、
三人のこどもと暮らすエリー(アリッサ・サザーランド)。
そこにロックバンドのローディーをしている妹ベス(リリー・サリバン)が訪ねてきます。
その夜、地震が起きて、アパートの一部が崩落。
地下に謎の空間があることがわかり、
こどもたちがそこで不気味な本とレコードを見つけます。
レコードには神父が“死者の書”という本の内容を翻訳している様子が録音されており、
その呪文がスピーカーを通して聞こえたとき、
謎の存在がエレベーターにいたエリーに襲いかかります……
ツッコミどころの多い“死霊のはらわた”シリーズの最新作です。
『死霊のはらわた』というと、
人間の皮膚と血でつくられた“死者の書”の呪文を読み上げると、
恐ろしいなにかが襲いかかってきて、
まずひとりに取り憑き、
その人に傷をつけられた人たちもゾンビみたいな感じになっちゃって、
地獄絵図になるという映画。
舞台はだいたい山の中の小屋で、
遊びにきた若者たちが犠牲になります。
この映画も冒頭は山小屋ではじまり、
その山小屋でジェシカという女性が暴れだし、
その一日前にはなにがあったのかということで
古いアパートでの話が展開するという流れ。
エリーの家族とベス、
そしてご近所さんたちが地獄絵図になるなか、
ずっと、ジェシカはどこにおるんやと思って観てまして。
阿鼻叫喚の夜を生き延びたベスと幼いキャシーがアパートから出ていったあと。
友達に電話しながら、アパートの駐車場に降りてきたジェシカ。
「なんか嵐でうるさくてあんまり寝られんかったわー」とか言いながら。
ここに住んでんの?!
あの地震も、取り憑かれたエリーの大暴れも、
ご近所さんの銃声、
最後のチェーンソーやウッドチップマシンも、
おそらくすさまじい音が響いたはずなのに、
全然気づかずに寝てたん?!
ジェス、マジかよ?!
あまりのことにそこで吹き出してしまいましたw
(≧▽≦)アハハ
思えば、“ライジング”って言うなら、
ほんまはあの本がどうやって、誰によって作られたかを映画にすると思うじゃないですか。
山小屋の前には古いアパートにありました、では、
全然オリジンじゃないじゃん!
( ̄▽ ̄;)
相変わらずツッコミどころ満載の映画でした!!
それから、これは言っておきたい、
地震の直後にエレベーターに乗るな!
こどもたちにはそう教えてるのに、自分はふつうに乗ってたエリー、
どうなんさ!
(エレベーターから血があふれ出るシーンは『シャイニング』オマージュ♪)
微妙に登場人物全員が性格悪いのも、
このシリーズあるある…
なんででしょうね?
(^_^;)
良かったところはオープニングで、
湖から浮かび上がるジェシカとともに、
『Evil Dead Rise』という題字も上がってくるところ!
かっこよくて、爆笑しました、
へっぽこハンターコトワでした!
(≧▽≦)アハハ