正しい側にいたい | へっぽこハンター日記

へっぽこハンター日記

新米ハンターのコトワがハンティングした音楽、映画、書物や芸術一般について語ります。

お疲れさまです。

体調も気持ちも急降下、

へっぽこハンターコトワです。

m(_ _)m

 

 

なぜかっていうと……

MCUの待機作品『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』に、

イスラエル兵キャラクターが登場するかもという話を聞いたのです…

 

ディズニーは夢の国の会社なのに、

イスラエル軍に多額の寄付をしたイスラエル支援企業。

その傘下にあるマーベルでも、

新作映画にイスラエル兵士のサブラというキャラクターを登場させるとのことで、

キャストも公開されてました……

 

まさかこんなところで足を引っ張られるとは思わなかった……

あんまりや……

 

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は、

サムのキャプテン・アメリカとしてのデビュー作になるのに。

そんなケチつけないでくれ……

 

 

当初のあらすじでは、サムとイザイアとそのサブラがともに戦うというもので、

この記事を読んだときはめまいがした……

イザイアも出るのに?!

イザイアが、リアルにナチスと戦ったイザイアが、

今ガザでホロコーストを繰り広げているイスラエル兵と肩を並べるなんて、

ありえんやろ……

 

ただ、今のところその役はキャストのクレジットには載ってないらしい。

この映画、大幅な追加撮影などがあったそうなので、

詳細はまだちょっとわからない。

できたらその当初案はなくなってほしい。

ほんま、その役者さんには申し訳ないけど…

 

 

 

「It feels good to be on the right side again」

(正しい側に戻って来ることができて気分がいい)

 

コミックの『シビルウォー』のスパイダーマンの一コマ。

はじめはトニー側について身バレ記者会見までしたピーターでしたが、

トニーのつくったソーのクローンによってゴライアスが殺されるのを見て、

ついていけないと離脱します。

 

トニー側から追われて大変な目に遭った彼は、

パニッシャーに助けられ、キャップ陣営に運ばれます。

元気になった彼がキャップとともにヒーロー活動を再開したときのシーンが

これです。

 

簡単にどちらが正しいとは言いにくいことがたくさんある世の中。

でも、本人に無断でクローンをつくって兵器として使うとか、

離反した若者をロボットで追い回して大怪我を負わせるとか、

どう考えてもヒーローのすることちゃうやろ。

 

だから“正しい側”に戻ってきて、

本来の仕事である人助け活動ができて、

とても嬉しいと彼は言うのです。

 

これはコミックの中の話だけど、

でも現実とむちゃくちゃリンクしてる。

風刺はコミックの元祖だしね。

 

 

今のイスラエルはどう考えても異常です。

はじめは宗教戦争かと思ってたけど全然違う、

ただの虐殺です。

土地を奪って、

アメリカからイスラエル人が移住するための不動産仲介業者も登場。

植民地支配のための虐殺なんです。

だからこどもも殺すし、病院も爆撃する。

略奪した品物を身につけてふざける動画を、

イスラエル兵自らがSNSに投稿していて、

ほんまに気分悪くなります。

 

つい最近も、ただ歩いているだけのパレスチナ人たちを、

イスラエル軍がドローンで追い回して狙い撃ちして殺す、

ショッキングな映像が報道されました。

 

この異常事態に、

国連安保理もアメリカ以外の参加国全会一致で、

イスラエルへのラマダン時期の即時停戦の申し入れを採択しました。

 

 

だからお願いマーベル。正気になって。

“正しい側”にいてください。

ヒーローを世に送り出す立場なんだから。 

 

ほんまにしんどい、

へっぽこハンターコトワでした。