バーン=ジョーンズふうイザイア・ブラッドレイ切り絵 | へっぽこハンター日記

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新米ハンターのコトワがハンティングした音楽、映画、書物や芸術一般について語ります。

メリークリスマス!ハッピーホリデイズ!!

クリスマスカードです。

 

 

 

エドワード・バーン=ジョーンズふうイザイア・ブラッドレイ切り絵です。

 

イザイアは、二次大戦でキャップが行方不明になったあと、

超人血清によってキャプテン・アメリカになった黒人男性です。

 

ただ、その血清はアースキン博士の死により不完全で、

軍の上層部は死んでもかまわない人たちという判断で黒人兵士たちを被験者にして、

大半が亡くなり、

イザイアだけが成功したのでした。

 

そして戦時中にはさんざんこきつかった挙げ句、

戦後は口封じのために彼を適当な罪で収監します。

国の名前を背負う英雄が黒人なのはふさわしくないという判断でした……

 

その話を知ったキャップはショックを受けて、

イザイアのもとを訪れ、

彼の功績をちゃんと称えるよう働きかける、というのが、

『キャプテン・アメリカ:トゥルース』というコミックのお話。

 

これをもとにして、

マーベルのドラマ『ファルコン&ウィンターソルジャー』では、

キャップから盾を託されたサムがイザイアの復権を働きかけるという話になっていて、

僕はキャップ大好きだけど、

でもやっぱりイザイアを表の世界に連れていくのはサムのほうがふさわしいから、

このドラマのエンディングに大賛成したのでした。

 

そして、簡単にメリークリスマス!と言えないくらい、

今大変な虐殺が続いているガザ地区のことがとてもつらいので、

切り絵のバックにパレスチナの国旗の模様を入れてみました。

 

クリスマスの図としてよく描かれる、

赤ちゃんのジーザスとマリアとヨセフの馬小屋の図、

そのまさに現場であるベツレヘムはパレスチナにあるのです。

 

イスラエル軍がパレスチナの修道院や教会を空爆して、

テロとは関係のない一般市民や、

国境なき医師団の医療関係者やジャーナリストたちも、

なんなら自国民すら爆撃して、

もう正気とは思えない状態になっていて、

クリスマスなのにどうしてこんなことができるのか、

ほんとうにしんどいです。

 

はやく虐殺をやめてくれ。

一日もはやく平和になりますように。

へっぽこハンターコトワでした。

 

 

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『キャプテン・アメリカ:トゥルース』の表紙も貼っておくね。

翻訳本も出てるので、たくさんの人に読んでほしいです!