マーベルのドラマ『シーハルク』を観ました。
ドラマの感想にはネタバレ含みます。
弁護士のジェニファー(タチアナ・マスラニー)は、
交通事故の際に、
いとこのブルース(マーク・ラファロ)の血液にふれてしまい、
彼同様、感情が昂ると緑色になって巨大化してしまうようになります。
ただ、ブルースとはちがい、
わりとあっさり変身をコントロールできるようになった彼女。
無職になっていたけど、
大きな弁護士事務所のなかで、
昨今多くなってきた超人関係のトラブルを専門に取り扱う部署のチーフに任命されます。
新しい職場での彼女の最初の顧客は、
かつてハルクと死闘を繰り広げたアボミネーションこと、
エミル・ブロンスキ(ティム・ロス)でした…
なんかすごいもんを観た、って感じ!
シーハルクは、デッドプールが登場する前から、
いわゆる“第四の壁”をぶち破るタイプで、
読者に直接話しかけるキャラクターとして最古のアメコミヒーローのひとり。
そんな、アメコミそのまんま、
実写ドラマになってました。
いやあ、毎回驚きでした!
ウォンが登場する回では、
「わかるよ、みんなウォン好きだよね」と話しかけてくるジェニファーに、
「せやな」と返事するコトワがいました。
(≧▽≦)
てか、ウォンそのものがマーベルのマルチバースを象徴するキャラになりつつあるww
あちこち登場しすぎww
(≧▽≦)
そんなぶっ飛んだ楽しさや驚きもありつつ、
かなり深刻な部分も…
今時そんなことある?と驚くことが多いミソジニー(女性嫌悪)の話題…
『ワンダーウーマン』や『キャプテン・マーベル』公開時に、
「女のヒーローなんか要らん」として、
ネット上で誹謗中傷キャンペーンがあったこと、
ほんまにめちゃくちゃびっくりしたんですよね…
同じことをしてても女性だと叩かれるという…
18世紀とかならいざ知らず、
今はもう21世紀でっせ?!
そんなやつ、マジでいるん?!
ジェニファーがあっさりハルク化をコントロールできるようになるとき、
「女は怒りをコントロールしないと男から逆ギレされて叩かれ、
下手したら殺されるから」と説明するのを聞いて、
さらっと言ったけどすごい内容だと思った。
「女性のほうが感情的だとよく言われるけど、
私は(はるかに感情的な)ブライアン・シンガーと仕事してたから」と、
ジェニファー・ローレンスが言って役者仲間が爆笑するインタビュー動画、
なかなかショッキングやったなと思い出した。
ブライアン・シンガー監督、そんな人なんや…
セクハラ問題でまったく姿を見なくなったけど、
『X-MEN』シリーズ好きだったので、落ち込むわあ…
こんなふうに、「気づかなかったからショック」とか言うのも、
実際に被害に遭ってない人間の呑気な発言なんやろうな…
気づかないで済む立場にいるというだけのこと…
てなわけで、
けっこうショッキングな話題もあり、
ひたすらジェニファーがデート相手を探すゆるゆる回もありの、
ジェットコースターなドラマでした!
色恋に興味のない僕からすると、
そんないろいろあるけど、
やっぱり彼氏はほしいんや…とちょっと不思議なんやけど、
それとこれとは別なんやねきっと…
(^-^;
クライマックスでついに理想の彼氏登場!
それは!!!なんと!!
盲目の弁護士・マット・マードック(チャーリー・コックス)!!!!!
ネットフリックスのデアデビルがMCUにちゃんと参加するのを見ることができて、
ほんとに嬉しかったです。
アナウンスは事前にあったけど、
もっとカメオ出演みたいなもんかなと思ってて。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』みたいな。
こんなガッツリ、サポートキャラクターとして出てくると思わなかった。
クラシックな黄色混じりのコスチュームも、
ほんまテンション上がったよ!
そんなガヤガヤが一気に集約する驚きのエンディング!
賛否両論あったそうですが、
わかる!僕はアリだったけど、
ナシの人がいる気持ちもわかる!
(≧▽≦)アハハ
アメコミ好きな人も、
アメコミ知らないけどこういう世界か~って思う人も、
いろんな楽しみかたができるドラマかなと思いました。
苦手だなって人も当然いるだろうなとも思いましたww
( ̄▽ ̄;)
そういうのもいろいろ試せるのが今のマーベルの強みかな。
DCは今大変だからな…
そのことはまた別のブログで書くね…
(-.-)y-゜゜゜
おまけ!
Nがふたつある驚異のスペルのマディソン(パティ・グッゲンハイム)さん。
うっかりウォンと仲良くなる一般人ですが、
妙にキャラ立ちしていたので、
なんとキャラクターポスターができてて、爆笑した!
(≧▽≦)
また別の映画やドラマにも出てきてほしいな~。
\(^_^)(^_^)/