先日、またまた書肆喫茶moriさんを訪ねました。
このコロナ騒ぎで、ピンチですとのことだったので・・・
このお店はなくなってもらったら困るんだ!!
(# ゚Д゚)コロナ許さん!
今日はボルシチたのもう!と当初思っていたはずなのに、
気づいたらまたしてもペリメニ頼んでたww
今回のピロシキは鮭が入ってました!すごい!おいしい!!
ヾ(*´∀`*)ノ
ロシアのはちみつケーキ・メドヴィクもいただいちゃった♪
ミルクレープみたいな食感で、レアチーズケーキみたいな味わい・・・
サワークリームなんでしょうね、ロシアだから。
珍しくておいしいー!!
ヾ(*´∀`*)ノ
読ませていただいた本!
ジョー・ヒル作、ガブリエル・ロドリゲス画の『ロック&キー』!
Netflixでドラマ化もされて話題のアメリカ・モダン・ホラー!
父を殺された兄弟が母とともにラヴクラフト島にある“鍵の館”という別荘に引っ越してきます。
そこにはたくさんの魔法の鍵が隠されており、
父を殺した犯人は井戸にひそむ幽霊(?)にそそのかされてその鍵を探していたのでした・・・
井戸の幽霊を解放する鍵、
どこへでも移動できる鍵、
幽霊になることのできる扉・・・
なぜこの館にこれほどの怪異が集まっているのか、
なぜ父はそれを受け入れていたのか。
わかんないことだらけですが、これすごくおもしろいです。
アートの授業で、写真を見ながら逆さ向きに描いてみたはずの洞窟の絵、
正しい位置に直したら写真にはない人影が描きこまれているとか、
壁に掛けられた井戸のある四阿(あずまや)の絵の中に幽霊がいるようすとか、
視覚的な恐怖がとてもおもしろい。
幽霊とかはそれほど怖く描かれてはいない(と思う)けど、
こいつが何者なのかよくわからないのがとても不気味なんですよ!
これは1巻で、続きはまだ翻訳されてないので、続きをプリーズ!!!
ドラマがどうなっているのかもめちゃくちゃ気になります!
あと、人間の首の後ろの鍵穴に差し込むと頭をパカッと開けることができる鍵というのが登場しまして。
中にはそれぞれの知識や思い出や印象、感情がオブジェ化されてごちゃっと入っているのです。
そこに本をぶちこんだら、その本の知識を獲得できる!
僕なら!外国語の辞書をぶちこんで、マルチリンガルになりたい!!
ヾ(*´∀`*)ノ
そして、いやな思い出とか不要な部分を取り除くこともできます。
このオブジェを頭の中からつまみだせばいいのです。
姉のキンジーは、父が殺されたこと、自分と弟も殺されかけたときの恐怖、
そのあと引っ越しして、転校先で好奇の目で見られていることなどがつらくて、
“いつも泣いてしまう弱くてネガティブな心”と“なにもかも破壊したくなる怒り”を取り除いてボトルに入れます。
でも、人間の記憶や感情って密接につながっているから、
そこだけを切り取ってもうまくいかないと思うんだよね・・・
理由があって、その状態になっているのだから、その状態だけを抜いたら、
逆にとても危うい、妙なあんばいになるのでは・・・
僕も怒りっぽいから、ときどき怒りっぽいところは直せたほうがいいのかとも思うときあるけど、
でも、それだからこそ僕らしいのだとも思うのですよ・・・
理不尽なことは許さないと強く思うことができるというか。
単にキレやすいのは反省しなくちゃだけど、
でも義憤ってあるでしょう。
怒るべき時には怒らないといけないと思うのです。
諦めて流したり、慣れて麻痺して、それが大人の対応だと思いこんでる人がたくさんいるが、
そんなもんはなんの解決にもならねえってとき、あるよね。
あと、短気なおかげで、効率のよさをいつも考えているし、
そのために仕事が早いしね。
忘れたい思い出ももちろんあるけど、
でも、それを忘れると、同じピンチがまた訪れる可能性大なんだと思うと、
その思い出も必要なんだよねえ・・・
そんなふうに、あれこれ考えて、とても面白い体験でした。
僕の頭の中をオブジェ化したらどんなふうになっているか、興味あるな!
でも、家族とか友達には見せられないような気もする・・・
(;^ω^)アハハ
こちらも引き続き読ませていただいた本。
H.P.ラヴクラフト作、田辺剛さん画の『クトゥルフの呼び声』。
ラヴクラフトの有名な物語を漫画にしたもの。
少し前にBSの佐野史郎さんのラヴクラフト特集の番組でいろいろ見たから、
プロヴィデンスという不思議な名前の地名にすらもりあがってしまった!
ヾ(*´∀`*)ノ
意味はまったくわからんが、ラヴクラフトの世界観がこれほど多くの人を魅了するの、
興味深いねー!
カルトには興味ない、というか、妄信ってものがそもそも理解できないのですが、
でも、人間なんかの力が全く及ばない存在はこの世にいっぱいあるという考えかたには賛成。
『ランペイジ』で、研究者の話をまったく聞かずに砲撃だけしていた軍隊のヘリが、
巨大ワニに食べられるシーン、大好きだからねッ☆
(≧▽≦)アハハハ
それから、家族とも話してたんですけど、
なぜ生贄っていう儀式はいろんな文化のいろんな宗教に見られるのでしょうねえ・・・
なにもかも超越した存在のはずの神様がなぜそんなちっぽけな存在の供物を必要だと思うのか・・・
恐怖がそうさせるにしても、もうちょい貴重なものとかのほうがいいのでは・・・
(;^ω^)シランケド
あ、ありがたすぎて、とにかくなにか貢がねば、という気持ち?
(≧▽≦)ギャハハハハ
貴重な本をたくさん読ませていただけて、
素敵なロシアの料理やお菓子も食べられるので、
このお店をめっちゃ応援しようと思っております。
興味持たれた方はぜひ!!
谷町六丁目の空堀商店街の近くですのでぜひぜひ!
今週末の夜はバー営業もされるそうです!
僕も時間があれば行きたいとおもってます!
へっぽこ“バルチカ№3”ハンターコトワでした!
(`・ω・´)ゞ
ロシアのビールを仕入れたってツイッターでおっしゃってたんですよ・・・
バルチカビール№3あるといいな・・・
( ゚ ρ ゚ )ヨダレ