江戸末期、アイヌ文化を伝えるべく活躍した松浦武四郎のドラマ・『永遠のニシパ』がNHKで放送されてました。
武四郎自身は三重県松阪のお武家さんで、
旅行好きのちゃらんぽらんな若者。
タダで旅行ができると聞いて、蝦夷の視察団に参加し、
そこでアイヌ文化の魅力にハマります。
言葉を覚え、文化をイラストで残し、エッセイ本は江戸でもベストセラーになりますが、
松前藩がアイヌの人たちを強制労働に使役していることを糾弾してから禁書にされてしまいます。
その後もアイヌの権利向上のために尽力し、
明治の廃藩置県の際に、
蝦夷という差別的な漢字を使う呼び名ではなく、
北海道という呼び名をつけたのは武四郎でした。
しかし明治政府はアイヌの自治を認めなかった…
ヒストリアでこの話を知り、
興味を持った僕は松阪にある武四郎記念館に出かけました。
だから大変楽しみにしていたドラマでしたが、
ヒストリアのほうが情報量はあった感じかな…
でも、松前藩、許すまじという気持ちはたぎりました。
許すまじ。
その後、アナザースカイという番組を観たら、
BEGINの皆さんが登場。
沖縄の石垣島出身の彼らが東京に出てきたとき、
外国人労働者扱いされたこと(沖縄は1972年に返還されるまではアメリカが占領していたため、本土との行き来にパスポートが必要でした)、
米兵相手に過激なライブをしていた沖縄のレジェンドロッカー・かっちゃんのお話など、
けっこうディープなお話が聞けました。
北海道と沖縄、日本の中では一番遠いけどそれぞれが過酷な過去があって、
ほんといっぱい思うとこあるんですよ…
そして、こういうことって現地の方じゃないとわからないことあるから、
テレビでやってくれるのありがたいねと思いました。
なにしろ先日の選挙の結果にまたまたたいそうガッカリしたんですよね…
これだけいろいろ不祥事だらけなのにまだ与党にいれる人がいるとはね…
まあそれは主義の問題だからいいですよ。
でも投票率が低いっていうのがすっごいガッカリなんです…
もう、投票しなかった人にだけ増税してほしい…
だって、どうでもいいんでしょ?
この国のことも、税金のことも老後の年金のことも。
その人たちが言われるままに払えばええやんか…
政治家に期待してないみたいなことを偉そうにインタビューで答えてる街頭の人たち見てるとさ…
ちゃんと学校教育受けたのかな?って思ってさ…
たしかに野党頼りないなって思うよ。
そこじゃねえよっていう揚げ足とりに時間を割いてるなって思うときあるよ。
でもさ、今問題を起こしてる連中を下ろさなきゃなにもはじまらないよ?
投票に行かない若者って、
税金も年金も払わせて、
将来なにも見返りがないけど、
文句言ってこないから放置、
それが今の現実だよ?
若者舐めてたらヤバいくらいに思われないと、
若者のための政策なんてつくってくれないよ?
自分たちだけがよければいい、
そういう為政者に振り回された人たちの話をもっと聞いて学んでほしいなあと思ったのでした。
唯一希望かなと思ったのは、
期日前投票に行った人が過去最高だったという話。
意識の高い人もいっぱいいる!
そう思いたい。
ツイッターで、
「ツイッターの人はみんな投票してるけど世間の投票率は低いし、
ツイッターの人はみんなバーフバリ見てるけど世間の人はあんまり見てない」って言ってる人がいて、
ほんまやねーと思った、
へっぽこハンターコトワでした。
( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!
バーフバリ見ろよ!
(≧∇≦)