昨日会社帰りに、
『ウクライナの至宝』展に行ってきました。
ウクライナの歴史を紀元前から追いつつ、
その遺物を展示。
特に紀元前4世紀ごろにウクライナに定住しはじめたスキタイという騎馬民族の黄金の馬具がすばらしい!!
このポスターにあるのは立派な剣と鞘。
イノシシの頭がついてます。
また、ゴリュトスという弓矢入れがおもしろかった。
袋の布部分は朽ちてなくなっていて、
その装飾に貼ってあった黄金部分だけが残っています。
馬の上でいろいろしなければならんから、
こういう袋を全部ベルトに留めてぶらさげてたんですね。
18世紀くらいのヨーロッパの貴族のご婦人もそうなんですよ、
鞄を持つ習慣がないので、香水瓶とかメモ帳とかすごく小さい聖書をチェーンでつないで腰からぶら下げていたそうです。
だからこの時代の香水瓶は涙型とか言われる先が細くなった形。
置く必要がないので底が平らじゃないという。
今回この騎馬民族の酒杯ももちろん先が細くなった形。
飲み干すまで、置くことがないから!
なんかこう、貴族のご婦人方も言うなればハンターだった、みたいな(^皿^)
いろんな民族が東からきて、西側へ勢力を広げていき、また次に東からきた民族に滅ぼされるという歴史。
そこで唯一逆に西から台頭してきたのがロシア。
ロシアの強さ、そして、
この周辺の国々に与えた影響がうかがえます。
ロシア料理の代表ともいえるボルシチ、
ウクライナが元祖だということをはじめて知りました。
あと、この展覧会、
案内板の表記がちょっとおもしろくて、
こどもさんでも見やすいようにイラストがついてたりしました。
イルカの形をしたフィブラというピンについて、
「尾びれが横に広がっているからこれはイルカだとわかるよ!サメは尾びれが縦についてます」とかいう豆知識が。
ウクライナ、関係ねえッ!!
(@ ̄□ ̄@;)!!
でもおもろー!
\(^o^)/
金曜の夜は20時まで開館していたり、
博物館にもかかわらずポイントカードがあったりと、
いろんな工夫があって、
おもしろい博物館!
また来るぞーポイントためるぞーと思っていたら。
えええっ!!なにこれ面白そう!
絶対見に来るし!!
待っておれー!!
\(^o^)/