怪研その3:とりあえず僕たちには仕事が必要だ | へっぽこハンター日記

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新米ハンターのコトワがハンティングした音楽、映画、書物や芸術一般について語ります。

ハンターのみなさん、こんばんは。
へっぽこハンターコトワです。
m(_ _ )mペコリ

本日も怪奇現象研究会、通称・怪研にて、
『Supernatural』S7の8話~13話まで見ました。


ドラマのリポートはネタバレを含みますので、
ご注意を。

特に今回は!




8話は再びSPNオタクのベッキー登場!

サムがディーンと別行動している間にベッキーと結婚することに!

そんなわけがあるかッ!!
(*´Д`)=з
しかしサムはなにかに操られているかのようにベッキーに夢中・・・

仕方がないので、ボビーに紹介されたガースというもやしっ子ハンターとともに、
一連の不審死を追うことになったディーン。

そこにはやはりつながりが・・・

調子はずれの冗談や発言が多いガースにディーンはうんざりって顔するけど、
はじめのころのディーンはこんなんでしたよ(笑)

あと、「敵の敵は味方」という楽しいオチでした♪

いろいろあったが、やっぱりクラウリー、
嫌いじゃないんだ( ´艸`)



9話は森で人が寝袋ごと食われる事件。
通称・「人間ブリトー」(笑)
笑い事ちゃう( ´艸`)

兄弟とボビーで調査をはじめますが、
あるレストランで話を聞いたレンジャーのリックは、
「人間ブリトー」の話をしながらサンドイッチをばくばく。

ちょっと・・・へんなやつ(笑)

実は、このレストランのサンドイッチがリバイアサンの試験営業の肉を使用してて、
食べた人はみんなおかしくなってしまうというものだったのです。

で、もちろん、うちのチームでこれの餌食になるのはディーン!

ハイになっちゃって、たいへんー(笑)

しかし、このレストランのシーンのキモは、
ボビーの箸づかい!!
ちゃんとお箸を使ってサラダを食べてました!

さすがだ、ボビー!!

ここで、リバイアサンのリーダー、実業家の皮をかぶったディック・ローマンが、
不手際の多かったドクター・セクシー(前回登場(笑))を始末。

始末の方法がすさまじい・・・
リバイアサンって、どうなってんの・・・



それにしても、リバイアサンって、
意外にまじめに仕事してるんだよね。
煉獄から出てきてなにを計画してるのかまだちょっとよくわからないけど、
割と地道にいろんな職業の人になりすましていて、
興味深いです。

リーダーのディックの自己顕示欲もすごい。

「ディックの台頭」というショートフィルムを見せられて衝撃!



しかし、楽しかったこの回のラストに悲劇が・・・
ボビーが撃たれてしまうのです・・・




10話は生死の境にいるボビーの戦い。

リバイアサンの秘密をなんとかサムとディーンに伝えようともがく彼ですが、
昏睡状態に陥って、目覚めることができません。

彼の記憶の中で、なぜかチャックにそっくりな死神が追いかけてきます・・・

オーディオコメンタリでジム(ボビー役の俳優さん)も言ってました、
「この死神役の役者をチャック役の役者さんだと思う視聴者が多かったが別人だよ」と。

いろんな記憶がかわるがわる訪れる走馬灯のような中で、
すでに亡くなっている、記憶の中のルーファスに、
復活の手伝いをしてもらうことに。

記憶の中の人物が独自に語りかけることはないはずなので、
このルーファスは実際のルーファスの幽霊とかではなくて、
ボビーの記憶の整理役、
つまりボビー自身の客観的な部分なのかなと思います。

ピアスもしてるしね!(^-^)/

そして臨死体験から抜け出すには、
ボビーが二度と思い出したくない思い出の中に突破口があると教えてくれるのです。

このたくさんのボビーの思い出の中で、
兄弟に関する思い出がほんとうにいいシーンでして・・・

まだこどものディーンに、銃器の扱いではなくキャッチボールを教えるシーン、
その教育方針のことでジョンを電話で怒るシーン、
そして最後の、すごくくだらない話をしながらみんなで食事をするシーン・・・


いちばん思い出したくない最悪の思い出、サイテーなDV男の父親との対決シーンで、
ボビーが言い放つ、
「お前のようになるのを恐れてこどもを持つことをあきらめたが、
運命が俺にふたりの息子を授けた。ふたりは立派に育った!」という言葉に、
涙とまらず・・・


以前、ノベライズ本の『Heart of the dragon』を読んだんですけど、
そこに書いてあった印象的な表現がありまして。

 「ジョンは元海兵隊だからか、武装して戦いに備え、こどもたちを戦士に育てる。
  ボビーは自分の無知のために人を死なせたのだと思い、
  二度とそんなことが起きないように、情報を集める。
  いつ役に立つかわからんから何でもとっておく。」

すごくよくわかるなって。
ジョンも悲しい人なんですけどね。
でも、父親失格だと思うことは多数・・・
その点、ボビーはやっぱり兄弟の最大の理解者であり、
父親代わりだったのだと。


あかん、ブログ書きながら泣いてまう・・・


というわけで、明日朝から出かけるにもかかわらず、
今日飲みにいってしまいました。

「ボビーに」といって乾杯した・・・

そのあとオーディオコメンタリを見ました。
ジムが、
「自分のような性格俳優がこの回で主役級の扱いをしてもらって、ほんとうにこのドラマに感謝している」とコメントしてました。

いやもう、こっちがありがとうなんだよッ!!
ボビーはすごくすごくすごく大事な人なんだよ、僕たち全ハンターにとって!!



11話はボビーの携帯に電話がかかってきて、
小さな女の子・クリシーが自分の父親を探してほしいと頼む回。

クリシーの父はハンターで、あるモンスターを追っていたらしいとわかり、
サムが探しにいきます。

正直、僕もハンター仲間も、前話で呆然となっていて、
この冒頭、集中できてなかったんですが、
ディーンもまったくおんなじ状況でした(苦笑)

ただ、このクリシーという少女がですね、
大人、というか、おばさんみたいなしぐさや表情をする子でして。

それがおもしろくて、ちょっと救われました。

ほんとうに、この親子が無事でよかった。
はやくハンターなんか辞めてください!
困ったことがあったら頼ってくれていいから!!



12話はエリオット・ネスの回(笑)

今回で一番楽しい話でした。

人をミイラ化して殺す殺人鬼に飛びかかったディーンは、
そのまま殺人鬼とともに1944年にワープしてしまいます。

殺人鬼は時の神・クロノスだとわかりますが、
いかんせんここは禁酒法なんかやっちゃってる1944、
ディーン、どうする?!

そこで、同じ殺人鬼を1944年側で追っている捜査官に出会います。
それが、映画『アンタッチャブル』で、アル・カポネと対決した有名な捜査官エリオット・ネスだったのです!

ディーン、おおはしゃぎ!
( ´艸`)
いや、俺だってそーなる誰だってそーなる!

しかも、ネスはハンター!
クリーブランドで吸血鬼に出会って以来そうなのだとか。
あの!クリーブランドの殺人事件、解決してたんかい!!
о(ж>▽<)y ☆


ネスはまず、ディーンに洋服をなんとかするようアドバイス。
情報屋でもある仕立て屋さんに素敵な三つ揃えを仕立ててもらいます!
いーーーーなーーーーーー!!!
γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ

そんで、びしっと三つ揃え着て髪を整えたら、
ディーンはやぱり男前ですな!
(=⌒▽⌒=)


この回の未公開シーンを見ましたが、
ネスと一緒にハンティングした話をディーンがサムに自慢するシーンがおもしろかった(笑)



さて、13話はDVD-BOXの№1の最後のエピソード。
両手・両足が切断され、胸にシンボルが刻まれた死体が発見されます。

ひさびさにこういうタイプの死体を見たよ・・・
最近食い散らかされ系が多いからさ・・・

そしてひさびさにディーンがナンパしてベッドイン。

しかし、この相手こそ、シリアルキラーの関係者。
いまやモンスターになっているアマゾネスたちが、
繁殖の道具としてのみ男性を求め、
用が済んだら生きたまま両手・両足を切断して殺すのでした。

ディーンもあぶないー!
ヾ(@°▽°@)ノ

この回に登場するアマゾネスの女性とその娘さんがほんとに美人でして、
ああ、これはコロッとひっかかっちゃうなあ・・・って思ったり・・・
( ´艸`)

ここでもちょっとダミアン問題(たとえ魔物であっても、こどもを殺せるかという、
全ハンターの人としての矜持にかかわる問題)がまたも勃発しそうになったけど、
だいぶ大きい娘さんだったからまあいいかって(笑)

あれが5歳くらいのこどものままなら絶対殺せないや・・・


というわけで怪研終了!

10話の衝撃以降、兄弟がふたりとも、
「とりあえず今は仕事していたい」というのがよくわかります。

僕もハンター仲間もそうでした。

事件があったら、それをなんとかしてる間は気が紛れる。

でも調べ物のペースがぐーんと落ちるんだけどね・・・
欽定訳聖書、ひさびさに聞いたよ、ボビー。
そんなの持ってたんだね・・・



あかん、いろいろつらくなってしまうので、ここらで失礼ッ!!

明日はハンター仲間とUSJにゾンビ狩りだよッ!!
(`・ω・´)ゞビシッ