怪研その4:悪魔がふたり、太っていた・・・ | へっぽこハンター日記

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新米ハンターのコトワがハンティングした音楽、映画、書物や芸術一般について語ります。

本日は『スーパーナチュラル』S7の14~17話を見ました。

ドラマの感想はネタバレを含みますので、
ご注意ください。



14話はブギーマンの回(笑)


巨大なタコによって殺されたかのような変死体や、
ユニコーンに突き殺されたかのような死体が発見され、
兄弟は調査に乗り出します。

被害者のこどもたちは直前に、
こども向けピザ店“プラッキー”で誕生会を開いていたのでした。

プラッキーとは店のマスコットのピエロの名前であり、
店にはピエロのディスプレイがたっぷり。

ピエロが苦手なサムは超ビビるのでした(笑)


ピエロ恐怖症という言葉もあるくらい、アメリカ人にはピエロが怖い人が多いらしいです。

その理由のほとんどは、
こどもの誕生日会にピエロを呼んで盛り上げさせるという親が多いからではなかろうか、
と、僕のハンター仲間が言うてました(笑)

たしかにあの顔、こどもがはじめて見るキャラにしたらインパクトが強すぎる・・・

着ぐるみが怖いというこどももけっこういますよね。

大人がよかれと思ってすることも、
こどもにとってはトラウマだったりすることも。

注意したいポイントですなあ・・・

てなわけで、このエピソードを見てはじめ僕らは、
「これはブギーマンじゃないのか」という話に。


ブギーマンは、アメリカのこどもが怖がる代表的なクローゼットの中のおばけ。
悪いことをするとブギーマンがやってくるよと親がいう、
なんていうの、しつけ設定用の妖怪です。

その姿は見る人によってちがうといわれていて、
たとえば椅子にかけておいたパーカーが、夜目には人のように見えて怖い、と思ったら、
その子の家にやってくるブギーマンはパーカー着たような姿だったり。

こどもの恐怖の具現化、という怪物なんですね。

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』をごらんになった方は、
ものまね妖怪・ボガートを覚えておられるかと思いますが、
あのスコットランドの妖怪が、ブギーマンの原型だそうです。
僕も最近知りました(笑)
ハロウィンもスコットランドからきている(というかそこからアメリカに移住した人たちが持ち込んだ)から、
なんか興味深いねえー。
世界の妖怪・おばけを調べるの、楽しそうだなー。
(=⌒▽⌒=)


結果的には、ブギーマンではなかったんですけど、
このエピソードを見ながら思い出して、
もう一度、映画『ブギーマン』見直したいなーと思いました。

なんかあんまり評判がよくないようなんですけど、
人によって違う姿で現れる(しかも人によって登場する場所までちがう!)『ブギーマン』は、
とてもユニークだなと思いました。
それに、襲われた人たちと、目撃した生存者たちの関係性を考えると、
けっこう深い話でして・・・

あ、ちなみに『スーパーナチュラル』の生みの親・エリック・クリプキさんが脚本をつとめた映画です(笑)
僕は大変おもしろいと思いますので、『スーパーナチュラル』好きな人は見てみてくださいー!
ヾ(@°▽°@)ノ



15話は4年前に悪魔祓いをしたはずの悪魔が帰ってくる話。

4年前って、なにしてたかな。
ああそうだ、S3で兄貴の契約をなんとかしたくてリリスを探してたね。
てな感じではじまります。

そのとき悪魔に乗っ取られていたジェフェリーという若者を救い出したんですが、
彼を訪ねると心を病んで施設で暮らしていました・・・


悪魔に乗っ取られてて動けなくても、自分の意思はその一部始終を覚えているという、
その状態では、確かにまともではいられまい・・・

このあたり、とっても久しぶりに悪魔が出てきた感じで、
なんかなつかしいな、このテイスト、と思った。

一方、サムの幻覚は日増しにひどくなっていってます・・・

ルーがあれこれしゃべりかけてくるっていうくらいならいいんですけどね。
やつはあくまでサムの意識の投影なんで、
サムが無意識に忘れていることをアドバイスしたりしてくれます。
たまには便利です。
でもうーーーーっさい!
(;^_^A

べらべらしゃべってけっこうユーモラス(笑)
本人が見たら怒るのじゃないだろうか、あの姿。
( ´艸`)

ときどきほんとにいやーな幻覚見せたり、
拡声器でしゃべってびっくりさせたり、
小さい爆竹投げたりするのはマジ勘弁・・・
それでサムはちっとも眠れないという・・・

大変なんだよう・・・

そんで結局いやーな後味だけを残して終わった・・・

あ、ドラマを見ていてたまにタイトルを覚えていることもあるのですが、
この回のタイトルは“REPO MAN”なんです。

どういうことだろね、
4年前の借りを回収するってことか?



16話は呪いの骨董品の話。

呪いのトゥシューズを履いたバレリーナが足がもげるまで回転し続けたという、
『赤い靴』ばりの事件が発生。

『ブラック・スワン』を見た兄貴は興奮(笑)

ディーン、けっこう新しい映画も見るんだね・・・
( ´艸`)ブブブ


で、出所はある骨董品屋。

最近経営者の女性が亡くなって、息子がその遺品を売りさばいてしまったんですね。

しかし、それらの商品の入っていた箱には護符や呪文がびっしり。
父ジョンの倉庫にもよくあった、いわゆる呪い箱ってやつ。

なにも知らないにしても、これをよう売ろうと思うたなあ・・・
(;^_^A
君、骨董品屋をやる素質がないんじゃないか・・・

お母様は骨董品屋を40年もしておられたそうなので、
きっとそのあたりのことにも精通しておられたのかも。

ほかにも呪いのやかん(形が変わっててかなりおしゃれ。思わず買ってしまうのもうなずける・・・)、呪いの蓄音機(かっこいいー僕もほしいー!)、
呪いのポルノ雑誌(どういうことだ?!(;^_^A)などなど・・・

呪いの商品を回収して一件落着かと思われたのですが、
そもそもこの骨董品屋の女性が亡くなったことが不審ということで、
そこにリバイアサンの関与が・・・

相変わらず地道に地上げ屋をやっているリバイアサンのモンスター上司・ジョイスと、
部下のやりとりがウケる。
( ´艸`)

リバイアサンがどうしてこんなことをしているのか今いちまだつかみきれてません・・・
がん研究センターってどうなのさ・・・
一瞬、がん細胞がおいしいのかと思った(笑)

レクター博士も言ってたよ、悪い人ほどおいしいし、
その人の悪い部位がさらにうまいって。
まあ、フォアグラだって、肥大した肝臓を食べてるんだしねー。

ほんものの悪食ッ!
о(ж>▽<)y ☆


17話はヒーリング能力があるというエマニュエルの話。

完全に正気を失ったサムを救うために腐心するディーン。
そこで手帳がまるでなにかに飛ばされるかのように落ち、
すべりだした名刺の主に電話してみたところ、
どんな病も癒すエマニュエルという男がいるという。

あのですね、サムの頭の中に死の騎士が壁をつくってくれて、
それでかろうじてサムは地獄の記憶を封印してやってこれたのを、
前シーズンのラストでキャスが壁を壊していったので、
今の混乱があるわけですね。

それと同じように、僕とハンター仲間の頭の中にも壁ができてまして、
前のエピソードで見たボビーのことは封印しているのです。

だからこのシーンを見て、ふたりともあっと思ったけど、
口にはしないのです。
壁を引っかいたら、僕らはやっていけねえんだよううううッ!!
o(;△;)o


てなことはおいておいて、
ヒーラーのエマニュエルという男に会いに行ったら、
それは記憶をなくしたキャスだったっていう・・・


おーーー!
(^O^)
キャスは戻ってくると思ってたけどねッ!
しかも、記憶をなくして海にいるところをダフネという女性に拾われて、
ヒーリングの力で身をたててるなんてさ、
本人も言うてましたが、いい暮らしだよねえ。


この回のタイトルがですね、
“THE BORN-AGAIN IDENTITY”っていう・・・
もう、ひでえな、この番組の制作チームときたら(笑)



さて、今回の研究結果。
「悪魔がふたり、太っていた」
( ̄▽ ̄)=3

これはですね、ルシファー役の役者さんがちょっと太ってきたことに、
今日気づいてしまったんですね。

おなかが出てるような気がする、心なしか顔も血色いいような・・・

同じ役を長くやるときに体重の増減はまずいよねーと話していたら、
17話で再会したメグがそれ以上に太っていて爆笑ッ!
о(ж>▽<)y ☆

怖いような会話をしていても、
ぽっちゃりしててなんかかわいいので笑ってしまう(笑)

なんていうの、ああいう猫、いるよなー。
(^з^)

S2で登場したエヴァも、
初出のときと最終回あたりで再会したときとでちょっと体型ちがう気がして、
あれっ?と思ったんだけど、
このメグのかわりようはかなりウケてしまいましたよッ
( ̄∇ ̄+)


天高く馬肥ゆる秋、
僕らも体重が増えないように気をつけましょうと誓い合ったハンターたちなのでした。
゚゚゚゚゚-y(^。^)。o0○



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ブギーマン貼っておきまーッす!!
ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ