怪研復活!『スーパーナチュラル』シーズン7 | へっぽこハンター日記

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新米ハンターのコトワがハンティングした音楽、映画、書物や芸術一般について語ります。

『スーパーナチュラル』シーズン7のDVDが発売になり、
我が家にも無事に配送されましたッ!

というわけで、怪奇現象研究会・通称:怪研復活!
1話~3話まで見ました。


ドラマのレポートは基本ネタバレを含みますので、
ご注意ください。
m(_ _ )mペコリ






1話から2話は続いている感じ。

前シーズンのラストで、新しい神様となったことを告げたキャス。

邪魔をしなければ殺さないと言い、キャスは兄弟+ボビーのもとから去ります。

あいたたたた・・・ですよ・・・
(・・;)

ものすごいパワーを手にしたらしいキャスはなんか声のトーンも明るくて、
もはやキャスちゃうやんっていうノリ・・・

暴走して、偽善者たちを罰しはじめ、
あっちこっちで大量虐殺・・・
そんであの自己顕示欲。
えらいことですよ・・・
(;^_^A


キャスを止めるには殺すしかないけど、
神様を名乗る彼を殺す方法がない。

で、ディーンは死の騎士を呼び出して拘束し、
彼にキャスを殺させることにするんですが・・・


僕は死の騎士がけっこう好きなんで、彼がまた登場してうれしかったけど、
これはよくないよ、ディーン!
ヽ(;´Д`)ノ

ルーの使い走りをさせられてるときだって、
死の騎士、めっちゃ怒ってたやん・・・


あと、この死の騎士の立ち位置がやっぱりおもしろいなと。

4人の騎士は神とか悪魔とか天使とかとは別部署なんやね。
そういう解釈が楽しいなーって。


そして、キャスが絶対的な力を手に入れたのは、
その身の内にリバイアサンを呑み込んだからだという・・・

リバイアサンって、あの海の化け物ですよねッ?

そうきたかー!
( ̄▽+ ̄*)



2話ではその重さに耐え切れず、キャスの入れ物がもたなくなっていきます。


一方、サムは地獄にいるルシファーの幻影を見るように。

幻のルーが言うには、
「脱出できたということが幻想。君は今も檻の中にいる」とのこと・・・

なるほどねえ・・・

頭のいい人の妄想は、込み入ってておもしろいねえ・・・

今も檻にいて、幻想を抱いたところで現実をつきつけるという拷問だそうです。

それはなかなかうまいことやるなと思うが、
それなら幻想中にルーが出てきてそれを説明するのはまずいんでないかい。

うっとうしいけど、ゴルフの素振りの練習をしたりするルーはまあまあおもろいです。
(^_^;)


サムはなんとか兄貴のおかげでプチ解決策を見出しますが、
それがまた・・・

なんかこう、自傷行為に走ったりしちゃわないかなと心配になるよ・・・
(;^_^A


で、リバイアサンの暴走で壊れかかったキャスを呼び出し、
リバイアサンたちを煉獄に返すことにするんですが、
そんな簡単にいくはずもなく・・・


リバイアサンが複数形だっていうのも興味深い話ですよ。

あんなものが何匹もいたら、
神様は何回世の中を作り直すつもりだったのかって話になりますからね・・・


雷の形をした結晶を盗むシーンなんかは、久々に楽しいシーンで、
ちょいなごみました(笑)



3話はサムがまだこどもだったころに出会った女の子の話。

彼女は母親とふたり暮らしで、
しょっちゅう引越しを繰り返していて、
サムは彼女と自分の境遇を重ね合わせます。

でも彼女たち母娘は“キツネ”という化け物だったのです・・・


まずですね、キツネってなんですかね?

キツネ憑きとは違う、ほんとにモンスターみたいで、
脳の一部を食べて生きているんです。


前のシーズンにもオオカミって化け物が登場しましたが、
なぜ日本語・・・

日本の妖怪のことを指しているのかなあ?

でも、日本人じゃないしなあ・・・



あと、オチがですね・・・とても気に食わない。



母親のようになりたくないと言っていた彼女は、
葬儀会社に勤めて、死体から脳を抜いて静かに暮らしているのです。

でも息子が熱を出して、どうしても生きた人間の脳が必要になって、
人を襲います。
できるだけ悪い人を選んで。

息子が回復したのでもう人は殺さないとサムに誓いますが・・・


そら無理だろ。

息子が体調を崩すたびに彼女は結局同じことをするはず。



そこまではわかるんだけど、
ラスト、兄貴は彼女を始末して、こどもを残すんです。


怪研内で幾たびも語られてきた“ダミアン問題”
(いくらモンスターとはいえ、こどもを殺せるのかという、
ハンターの宿命的な命題。
怪研内ではNOという結論に達しています。
こどもは殺さない、そのラインは人としての矜持ってことで!)
もありますけどね、
でも、この親子のどちらが脅威かと言われれば、
こどもの方が脅威なんです。

こどものために母親はなんだってするから。

そして、母親は死体からだけ脳をとって暮らすという理性があるけど、
こどもがそのようになるとは限らない。

ましてや母を殺されて、ひとりきりになったこどもは、
飢えを満たすために人を襲うしかなくなる。

今は人を殺したことがないから、罰しないというスタンスなのかもしれないけど、
これはひどすぎる。


母親を始末するならこどももろともでないと。
逆にその覚悟ができないのに、母親だけを殺すなんて、
どう考えてもディーンらしくない。

今までだって、見逃してきた化け物はたくさんいる。

なんでこんなオチなんだ?

『スーパーナチュラル』を見てきて、
あんまりこういう不満は抱いたことがなかったので、
脚本家さんが新しい人なんかなあと思いました。



後味わるーい気持ちになってしまったので、
とりあえず、いつも怪研後に寄るカフェバーに行ってきましたよ。

次回はもうちょっと楽しいエピソードがあるといいなあー!

そんで、関係ないけど、そのカフェバーに行くまでの道のりで、
新しい店を発見!

なんか、京町屋を改築したおしゃれなカフェレストランのようでして。

ただ、18時閉店だったので、この日は行くことができませんでした。

次は18時までに行ってみるよー!!
ヾ(@°▽°@)ノ


さて、本日の怪研の研究成果は・・・

「ボビーがスーツ着てたら、痩せてみえる」でした!
о(ж>▽<)y ☆

体型が気になる人ほど、ゆったりした服を選びがちですが、
ほんとはストレートなラインの服を着たほうがやせて見えるんだよ!

なんの話か、もはやわからなくなりましたー!
( ´艸`)ブブブ




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