会社帰りに電車で寝すごしてしまったため、
降りた駅で映画『キャプテン・アメリカ』のレイトショーを観てきました。
第二次世界大戦時、
病弱な体質で兵役に就くことができなかったスティーブ(クリス・エヴァンス)。
しかし、その度胸と博愛精神を買われ、
軍が秘密裏に行っていた“超人兵士計画”の被験者となります。
特殊な血清を打つ実験は成功し、
筋肉モリモリのマッチョに!
おりしも、
ナチスの科学兵器部門から独立して暴走をはじめた怪人シュミット(ヒューゴ・ウィーヴィング)の破壊行動が問題になっており、
スティーブは阻止したいと願いますが、
実際は米軍のプロパガンダ用のキャラクター“キャプテン・アメリカ”としての巡業の日々…
ほかにできることがあるはずと美人エージェント・ペギーに言われ、
捕虜奪還に乗り出します…
この映画、
とても楽しいアクション映画なんですが…
兵役や軍人を礼賛するシーンがいろいろありまして、ちょっと複雑な気持ちに…
僕はアクション映画大好きですが、
そこはやはり架空の世界だから楽しめるもの。
現実世界では戦争絶対反対です。
この映画はその中間の、
スレスレのラインをいく内容なんですね…
アクションかっこいい!
でも、徴兵ヤダ!
精鋭部隊すげ~!
でも、プロパガンダこわい!
この揺れ動く気持ちが…
やはり二次大戦という卑近すぎる事件を、
娯楽映画の題材にするのはちょっと不謹慎なんじゃ…
(><)
ただ、救いは、
主人公のスティーブがとにかく善人だったこと。
マッチョになっても、
それはブレなかった。
ていうか、
マッチョになんかならなくても、
彼はきっと別の分野でヒーローになってたと思うよ!
(。・ω・。)
冒頭のガリガリのスティーブ、
クリス・エヴァンス似の小柄な人を雇ったのかと思うほどでしたが、
やはりそこは特殊効果なんですね~。
マッチョになってからも、
神経の細やかそうな雰囲気が出ていて、
クリス・エヴァンスはなかなかしっかりした役者さんだな~と思いました。
あ、あと、
ニック・フューリーや、
武器屋スターク(アイアンマンの祖父くらいかな?)も登場!
気になる『アベンジャーズ』の予告もついてますので、
マーベル作品好きな方は、
エンドロール終わるまで席を立たないで!