ふしぎなマジャル文化 | へっぽこハンター日記

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新米ハンターのコトワがハンティングした音楽、映画、書物や芸術一般について語ります。

ディスカスからずいぶん前に予約していた『ヴァンパイアクイーン』が届いたので見ました。

ディスクのタイトルを見たとき、安そうなタイトルやのになんで予約したんやろと思ったんですが(なにしろ予約した経緯を覚えていない)、見たらけっこう楽しかった。

というのも、題材が“血塗れ伯爵夫人”エリザベート・バートリなんです。
16世紀のハンガリーの貴族で、処女の生き血風呂に入って、美を保とうとした、実在の人物です。

そんな彼女が現代まで生きていて、吸血鬼になっているというお話。モントリオールでレズビアン・サイトを運営して、女の子をひっかけては餌食にしてるところに、命の危機がないとイケないドMの警部があらわれるという、非常に笑える展開でした(笑)

さて、昨年ハンガリーに行ったとき、ハンガリーのマジャル語はほかのヨーロッパと言語体系がちがうと教わりました。名前も、日本人みたいに姓が先で、名があとにくるそうです。

つまり、エリザベート・バートリはバートリ・エルジェーベトというのがネイティブの呼び方らしいです。

そいえば、『スタートレックTNG』に登場したベイジョー人士官ロー・ラレンが、ラレンと呼ばれて、ラレンは名だから姓のローと呼ぶようにと答えていたなあと思い出しました。
紛らわしいから他の星と合わせてラレン・ローと名乗れば?と言われ、なんで合わせなならんねんと怒ってました。

このエピソードを見たとき、ベイジョーは日本がモデルなんかなと思ってたけど、ハンガリーも姓・名順なんやね。

世の中知らないことはまだまだあるな!
勉強しま~す!

あ、『ヴァンパイアクイーン』のエリザベートは銀のナイフでも死にませんでした。
ハンターとして退治方法についても勉強しまッス!