暗黒 | 恋愛と仕事と家庭のバランス ~バツイチ女編~

恋愛と仕事と家庭のバランス ~バツイチ女編~

離婚して丸4年が経ちました。バツイチ子持ちで、ばあやもいるけど・・・
どうにか自分の幸せも考えたい・・・。そんな女の過去と現在を織り交ぜたブログです。

あたしが職場を変えて間もなく、


それまでのあたし達にとって最大の難関であった事がおきました。




それは・・・


彼の奥様の病気。




彼の奥様は・・・


一月以上も体調を崩していて微熱が続いていたという事でした。


精密検査した結果。


病名は・・・


悪性リンパ腫。




そう、癌です。


最悪でしょ・・・・




あたし、それ聞いた瞬間、目の前が真っ暗になった。


反射的に、逢えなくなるって思ったし、


長丁場になるだろうし・・・


最悪な場合・・・助からない。



癌で亡くなった人を、身近で何人か見てるし、


すごく怖かった。




奥様は、病名を告知されてから


2週間ほどで入院しました。




それからというものの・・・


普段、あたしとメールや電話をするために


仕事がなくても会社に居残っていた彼が、


奥様が入院してからは、


朝は5時に起きて洗濯。


仕事が終わるとすぐに帰宅して食事の支度。


当時5年生の息子さんの為にいろいろとしてた。




まぁ、あたしをはじめ、


働く主婦の大半の方は普通にやってる事だけど、


家族が入院する事でかかってくる負担って大きいんですよね。


その辺は、父が随分と経験させてくれたので


わかってたつもり。



当然、彼が会いに来る事もなく、


疲れ果ててしまって、夜のメールはあたしの一方通行でした。




そして、休みの日には病院へ、


髪をあらってあげたりしていたみたいです。





あたしを見ていない彼。


初めて経験しました。




「正直言って、今はきょうちゃんの事を考えてる余裕がない」




そんな事も言われた。





事が事なだけに、わがままも言えない。


やっぱり奥様を愛してるんだ・・・


なんて変なやきもちや嫉妬もありました。





あたしなんかいるからいけないんだ


そんな風にも思った。


あたしが身を引けばそれで良いんじゃないかと・・・





何日も何日も、寂しい思いをしながら、


悩んで、悩んで、考えた挙句・・・


朝っぱらからメールで別れ話をした。





辛かったけど、それが一番良い道なんだと思った。





でもね・・・


別れ話をしたあたしに、




寂しい思いをさせてるのはわかってる。


でも、オレだって辛いんだよ。


今、こんな生活をしなきゃいけなくなって、


正直言って逃げ出したいよ。


他にやる人間がいないからやってるだけだし、


でも、オレにも責任はあるから、放り投げる事もできないじゃん。


こんな状況で、きょうちゃんまでいなくなったら


オレはどうやって生きていけば良い?


きょうちゃんはオレの支えにはなってくれないの?




彼は電話でそんなような事を言ってた。






その当日だったか、


翌日だったか・・・


仕事をどうにか調整して、会社まで迎えに来てくれた。


久しぶりに会った彼はやつれてて・・・


元気がなくて・・・


それでも、寂しがっているあたしを思って逢いに来てくれた。









それまでのあたしは、


彼にしてもらうばかりで、


頼って、寄りかかるばっかりで、


自分が彼を癒してあげる事をしてこなかった。




今もたいして変わってないかもだけどね。(^_^;)




彼は


「オレはね・・・きょうちゃんが傍に居てくれるだけで幸せなんだよ。」


って言う。




でも、やっぱりそれに甘えすぎちゃいけないと思うんだよね。


子供が小さくて、誰かに預ける事もできなくても


お金もなくて、働かなくちゃいけなくても、


あたしは、自分の環境におぼれたくない


そりゃ、物理的に不可能な事はたくさんあるけど。


でも、気持ちの面で、いつもありがとうって気持ちを持っていなきゃ。


愛されるには、愛さなきゃ。








って、立ち直るとそう思えるんだけど・・・


なかなか、そこまでたどり着くのに時間かかります。


やっぱお互い人間だしね。


不安は綺麗さっぱりとは拭えないし。








まぁでも、こんな甘ったれなあたしでも、


傍にいるだけで、彼の心の支えになるなら・・・




そう思い直した。


そして、早く奥様が元気になるように、そう願いました。




彼の帰りが早くなり、


逢えない日も続いた頃。


あたしは、少しでも彼の力になろうと


夕飯のおかずを少し多めに作って帰りに家に寄ってもらって


持って帰ってもらった。




あたしが彼に初めて食べて貰った手料理は。


豚のしょうが焼きと、キンピラごぼう。






息子君も、美味しい美味しいって食べてくれて


彼は殆ど食べられなかったって言ってました。




誰かに見られた事はないはずだけど


今思うと、ホントに大胆な事をしてたな・・・と

つくづく思います。




彼のためとは言え・・・

奥様には大変失礼な事をしたと思ってます。



つづく