彼の事がダンナにばれて、
あたしは、彼が逃げていくんじゃないかと思いましたが、
それどころか、
あたしと彼との間にはそれまで以上の絆が生まれました。
それからのあたしは、家では仮面をかぶった。
一時的だけど・・・
家庭を再構築しようなんて、そんな気持ちはなかったけど、
とりあえず、仕事決めて、地盤固めよう。
そんな気持ちで転職した。
一応旦那の手前、
携帯の番号も、アドレスも変えた。
それまでいた会社にも退職届けを出し、
パート先を探してた。
「図面の仕事じゃなければ、お客さんの所とか
あるんだけど・・・」
と、彼も協力してくれた。
でも・・・
仕事の方は、ラッキーな事に
以前一緒に仕事をしていた人が偶然にもタイミングよく連絡くれて、
「オペレータ探してるところがあるんだけど、よかったらどう?」
と声をかけてくれました。
もともとやってた仕事と同じ業界だから
ある程度の知識はあったし、期待もあった。
早速面接に出かけました。
面接に行ってみてびっくり。
小さな設計会社だけど、
そこには知ってる顔が2人もいた。
面接してくれた人も
以前、派遣されてた先でよく見かけた人でした。
その人もあたしの顔を知っていて・・・
「あ~、前に○○にいたよね?」
って、面接が始まったんだけど、
あたしの職務経歴書を見て・・・
「すげぇ!!オレここに書いてあるPROJECT、みんな知ってるよ!!
もったいね~~、今までなにやってたの?」
「明日から来れる?」
と、即決。
前日まで前の会社で働いてたから
ホントは2.3日くらい休みたかった・・・
でもまぁ・・しょうがない。
「はい!」
とやる気だけは見せておいた。
この人こそが、現在、あたしが一番に尊敬する上司。
山下さん。
と言っても、今はもう独立されてますが・・・
ちなみに、後からわかったんだけど、
あたしとその上司は、幼稚園から中学まで同じだったそうな・・・
7歳ほど離れてるから、かぶってはいませんが、
こんな偶然ってあるものなんですね。
現在あたしは正社員となってますが、最初はパートからでした。
時給は1200円、まぁ相場からしたらもう一声!
って所だけど、パートだし・・・あとは技術次第。
一応、試用期間2週間って事で採用してもらい。
見事合格しました。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
仕事が変わると、
彼と逢う時間もまた減りました。
電車通勤になってからは、彼が迎えに来てくれる事もけっこうありました。
30分くらいしか逢えなくても、
彼は来てくれました。
その頃の彼は、随分と不安な気持ちを抱えてたみたいです。
あたしは仕事を変え、生活リズムも少し変わり、
彼とのメールも少なくなったせいで、
あたしが離れてしまうんじゃないかと、思っていたそうです。
あたしはそんな気なかったんですけどね。
でも、やっぱりこういう恋愛って・・・
どうしても不安は拭えない。
いつかは終わりがくるんだと・・・
割り切らなければいけないのが辛かった。
離婚したところで彼と一緒になれるわけじゃないしね。
ホントに、それは全く考えていませんでした。
この頃の彼は、まだ家族3人で暮らしてました。
多分・・・この頃はまだ奥様にも愛情があったと思います。
離婚なんて、1ミリたりとも考えてなかったはず・・・。
つづく