このブログはウィンの闘病記のために書き始めたんですよね。
本当はずっと闘病して奇跡的に治って奇跡の猫になる予定でした。
だから”猫伝染性腹膜炎になんて負けないっ”にしたんです。
負けるとか勝つとかじゃないんですが、自分の気持ちに負けないようにそうしたんですよ。
でもウィンはFIPによって神様の元に戻されてしまいました。
その時点でブログもやめようかと思ったんですが、少しでも今闘っている猫さんのお役にたてればと思って、思い出した事や新しくはいった情報を載せて行こうと思って続けています。
本当はブログを書くことで自分を保っているところもあるんです。
人間は弱いですからね。。。
闘病がなくなってしまった時間やウィンがいなくなってしまった心の穴に寂しさや辛さは容赦なく入り込んできますから。。。
何かに集中している時やこうしてブログを書いているときだけが悲しさから解放される時間でもあるんです。
前置きが長くなりましたが、私がこのブログを始めてからいろいろな方とお話したり同じFIPと闘っている方とのお話で少し冷静に見えてきたことがあります。
それを今日は少しだけ書いておこうと思います。
もし今可愛い我が子が”FIPの疑いがある”と獣医さんにいわれたら。。。
まずコロナウィルスとFIPについて認識してみてください。
http://www.catvirus.jp/home/fcov/index.html
そして”疑い”のままFIPの治療をするのか、はっきりさせて治療していくのか選択するときがくると思います。
FIPは本当に怖ろしい病気で今のところコレが効くというものがありません。
早い子で発症から数日、頑張った子でも6ヶ月くらいでその時がきてしまいます。
私が知る限り、ちゃんと”FIP”と確定された上でキャリアに戻った子は1件しかありません。
(あくまでもキャリアで根治したわけではありません。症状がでていない状態)
”疑い”で助かったという子は何件かあります。
運よく”疑い”で助かった子は本当にマレなんだと思います。
たぶん"疑い”の中にはFIPではない他の病気であることも多いと思います。
今はFIPの判定も公的検査機関で血液で70%腹水や胸水では100%の確率でできます。
http://www.canine-lab.jp/FAQ/index.html
この検査でFIPと確定されると精神的にかなりキツいです。
”疑い”のまま希望を持って治療していくのも選択の1つだと思います。
確定されたということは限りなく治らないといわれているようなものですからね。
治療していても心の隅っこで”やっぱりダメかも。。。”という気持ちがあってついつい弱気になってしまうから。。。
でも”疑い”の場合違う病気である可能性を消しているので、その治療ができないために亡くなってしまうこともあるかもしれません。
すべては飼い主さんである私たちの判断になってくると思います。
だからこそ正しくこの病気を知ることが必要なのだと思います。
みなさんからの情報でなんとなく見えたことがあります。
コロナウィルスの抗体検査だけで”FIPの疑い”と言われた場合はちょっと疑ってみてください。
コロナウィルスが高くてもFIPが検出されないケースもあります。
コロナウィルスが低くてもFIPが検出されたケースもあります。
血液検査の結果でどこも問題がなく抗体価が高かっただけで”FIPの疑い”があるといわれた場合は、違う病気の可能性もありますので、セカンドオピニオンや他の病院にいってみるのもいいと思います。
AG比が低い場合はFIPの可能性が高いようです。
(アルブミンが低い場合、グロブリンが高い場合、総蛋白(TP)が高い場合)
多くは食欲不振、下痢、嘔吐、脱水、貧血、黄疸、リンパ節肝臓や腎臓の裏にしこり、腹水、歩行困難、呼吸困難、眼ではぶどう膜炎などのいずれかの症状があったりします。
歩行困難、ぶどう膜炎の場合は違うこともあるので病院を換えたり検査をしたりしてみることを私はオススメします。
歩行困難でグロブリンが高い場合脳の病気の可能性があります。脳腫瘍や前庭疾患。
ぶどう膜炎の場合で症状がでていて血液検査で異常がでていない時は、食物アレルギーや他の病気の可能性があります。
治療方法もコレが効くというものもないので、その子その子で薬もかわってくるようです。
今多くの場合はこの治療法が一般的のようです。
http://www.catvirus.jp/home/fcov/symptoms.html
ウィンのように少ない可能性を信じて高額治療を続けて延命して、やがて来る最期を迎えることがいいのか、病気を受け入れてなにも痛いことや苦しいことをせずに自然に任せて最期を迎えることがいいのか、最低限の治療をして穏やかに最期を迎えさせてあげることがいいのか。。。。
今となってはどれがいいのかわからないです。
これは、それぞれの家庭の考え方や状況、獣医さんの考え方でも変わってくることです。
一番自分たちに合った方法を選ぶことが今FIPの疑いをかけられた可愛い我が子にできることなのだと思います。
書き忘れていましたが、なによりも食べることが大切です。ウィンは食欲がおちることがなかったので少しだけ闘病期間でも元気な時がほとんどだったのだと思います。
食べる事が生きるということなんだと感じました。
食欲がないからと見逃していると体力もおちて貧血や肝臓の数値もどんどん悪くなります。
1日に300カロリーは必要です。
残念ならがこれを与えていなければ日々衰弱して死期が近づいてきてしまいます。
あとステロイドは体にキツいくすりですが、これで血管炎という炎症を抑えないと体中に血管炎がまわります。
肝臓の数値を気にする前に炎症を抑えることが大切なように感じました。
ウィンは肝臓の数値を気にしてステロイドを減らしてから体中に炎症がひろがって心臓にまでいってしまい、一番苦しい死だったように思います。
この炎症を抑える治療は1ヶ月や2ヶ月で済むものではないので長期戦で考えなければダメだということもウィンから教わりました。