先日アップしたスクリメージラインを越えない前パス のコメントで「通りすがり」さんから

以下の質問をいただきました。

■無資格捕球者のダウンフィールド進入

このケースではないのですが、昨年のNFLグリーンベイのプレーで、QBファーヴがランプレーのままラン方向とは逆のWRへパスを投じていたのですが、この時のOLは「無資格捕球者のダウンフィールドへの進入」にはならないのでしょうか?
たしかランプレーはゾーンプレーだったと思いますが・・・。
継続的な接触などのケースなのでしょうか?


実際にビデオなどで見ていないので、YOU TUBEの画像を探して欲しいと依頼したところわざわざ探していただきましたので、この画面を切り取って解説してみます。



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LIONS陣11ydからのPackersの攻撃です。両Eスプリット体型でセットバックが3人。



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ボールがスナップされ、両SEはパスコースに出ます。インテリアラインはパスプロ、バックスもDLのもれを注意してパスプロの体勢です。QBファーブはドロップバック。


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ファーブは左のSEに向かってパスを投じようとしますが、このときに右のガードが相手のDLに接触しながらスクリメージラインよりも前に出そうになっています。スクリメージラインは11ydですので、まだほぼスクリメージライン上ですね。


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パスが投じられた瞬間です。さきほどのガードはDLへのブロックがはずれ、先にいるLBに向かって身体が倒れ込んでいます。この時点でLIONS陣9yd上ですが、最初のブロックからはずれているので、3yds以内の対象外になりますが、パスが投じられているためOKです。



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パスキャッチの瞬間です。さきほどのガードはあきらかに3yds以上スクリメージから離れていますが、パスが投げられた時点ではギリギリセーフのタイミングのブロックでした。


「通りすがり」さんのご指摘はこのプレイだと思うのですが、違っていたら再度ご指摘ください。一連の流れを見る限りでは、このプレイはラン崩れではなく、最初から左のSEへのクイックパスのように見えます。ちなみにこのパス成功からファーブはこの試合で25連続パス成功のNFL記録を達成した、とのことでした。

最高気温は25度まで上がらなかったものの、宮城・船岡の仙台大グランドは人工芝の照り返しもあり、暑いゲームとなった。
かなり強い風が吹く中、仙台大のキックで試合開始。先月東北大に完勝した仙台大だったが、怪我人が多く、最初のシリーズはダウンを更新できない。対する岩手大も第1プレイで1stダウンを取ったがこちらも攻撃が続かず、第1Qは双方無得点で終わった。
第2Qに入り、風下ながらパスに出た岩手大、DBの裏に走り込んだWRにロングパスが決まり、先制のTDを上げた(キック失敗6-0)。仙台大は岩手大の自陣1ydからのパワープレイをエンドゾーン内でタツクル、セイフティを奪う(6-2)。その後ランで追加点を上げた岩手大に対し、仙台大は風上のポジションからFGを決め前半を終了した(13-5)。
後半レシーブからスタートした仙台大だか、ショットガンから繰り出すランが岩手大Dを切り裂くもののパスの精度が悪く、得点には至らない。敵陣深くで放ったパスが2度インターセプトされるなど、パスに課題を残した。岩手大は第3QにTDを追加(20-5)。第4Qに反則絡みで1TDを返した仙台大だったが、追撃及ばず20-12で岩手大が勝利した。
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前回も書きましたが、初任地である福岡では、生まれて初めての一人暮らしでした。アメフトをやっていたおかげで、現地の関係者と連絡がとれ、関東学連の運営方法を参考に試合の日程などの作成に協力することができました。当時の福岡の責任者の方は、日大に一時在籍されていた方で、ピザ屋さんをやっておられ、彼女もいない私はそのお店に入り浸ってました。
当時は大学が福岡県内だけの4チームで九州大や九産大ができたばかり、社会人チームも3チームだけでしたが、レギュラーシーズンの後にオールスター戦をやろうということになりました。九州では初の試みで、入場料は無料にする代わりにカンパをお願いしてそれをチャリティにしようというものでした。
パンフレットも作り、会場の手配や手伝いの学生の役割分担も決め、いよいよ試合当日を迎えました。
開会式として選手やコーチを整列させ、さあ国歌斉唱という時に事件が起こりました。

私は社会人側のコーチとしてベンチ入りの予定だったのですが、司会進行ができる人がいない、ということで競技場の一番上にある放送室からマイクで開会式の司会をしていました。「では、国歌斉唱です。恐れ入りますが、観客の皆様もご起立願います」と放送しました。前日までの打ち合わせでは、ここでレコード担当の学生がターンテーブルにセットした「君が代」のレコードをスタートさせることになっていました。

ところが、いつまで経っても「君が代」が場内に流れません。担当の学生は冷や汗をかきながら、泣きそうな顔で私に「ターンテーブルが動きません」と訴えているではありませんか。整列している選手達も場内もザワザワしだしました。その時です。整列していた社会人チームの一人が放送室に向かって「お前が歌えっ」と怒鳴ったのでした。
会場の混乱を静めなければならないという責任感だったのでしょうか。そう言われた瞬間、私の口からは、「きみがぁよぉは~」という旋律が流れ出していたのでした。
整列した選手・コーチ達は胸に手を当てて聞いていてくれました。日本人なのでまさしくジャパニーズブランドの歌ではあるのですが、アメフトにはアメリカ国歌が似合うよなあ、などと思いながら、開会式を終えたのでした。

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卒業した私は無事に就職できたものの、初任地は生まれて一度も足を踏み入れた事がない九州の福岡でした。羽田空港で涙の別れをした1時間後に私を福岡空港で出迎えてくれた先輩の第一声は「麻雀できる?」で、到着当日の歓迎会も麻雀でした。







仕事は別にして、私は福岡の街が日本で一番好きです。もし、残り少ない会社人生で好きなところに転勤させてやる、と言われたら間違いなく福岡を選ぶでしょう。


アメフトではまだ草創期の九州学連で審判の派遣やリーグ戦の日程調整などを担当、ボウルゲームでは場内放送などもやってました。そのときのエピソードはまた後日。



2番目に好きなところと聞かれれば、長女が生まれた横浜・自分が生まれた神戸・5年を過ごした岡山・今住んでいる秋田などなど甲乙付けがたい場所ばかりですね。住めば都とはよく言ったもので、住んでみると良さがわかり、離れてみるとまた住みたくなる。そんな感じです。





横浜時代のアメフト関連は、関東審判部の小間使いとして毎週会議や打ち合わせをしていました。「甲子園で笛を吹けたら引退」と家内に言っていたのもこの頃です。神戸は成年以降で住んではいませんが、やはり母親の実家のある土地。母親の実家は震災でつぶれてしまいましたが、愛着のあるところです。岡山時代は最初の3年が単身赴任。着任してまずしたのが関西審判部への連絡でした。学連執行部をやっていたおかげで私を覚えていてくれた方もいて、すぐに仲間入りできました。関西のルールに精通したファンとその観客の多さに改めて驚いたのもこの頃でした。今住んでいる秋田では、審判として偉そうにしていますww。ルールの理解を深めることで、アメフトの魅力もまた増すものだという信念のもと、底辺拡大と東北地区の審判技術の向上に努めているつもりです。







ということで、お題のTOP3は特定できませんでした。




ニッポンのあそこで 公式HP



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ナビッチュ
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NCAAの08年ルール改定については、以下の提案がされたようです。先日アップした「予定報」に絞り込まれたようですが、それに採用されなかったものをご紹介します。いずれ日本でも同様の改定に向かうのではないでしょうか。





Previously, the game clock stopped when a runner went out of bounds and didn't re-start until the next snap. The proposed change will make an out-of-bounds play just like a first down, after which the clock is started when the official marks the ball ready for play.





従来はランナーがアウトオブバウンズに出たとき、ゲームクロックは停止しました、そして、次のスナップまで時計は動きませんでした。提案されたルール変更は、第1ダウンを獲得してランナーがアウトオブバウンズに出た場合、次の計時開始をレディフォープレイにしようというものです。



一時社会人リーグで試行された時計の計時開始のやり方です。アメリカのように10万人収容のスタジアムが満員で1試合しか行われないのとは違い、日本の場合には限られたスタジアムで1日複数試合が行われるので、この改定は実現の可能性が高いかもしれません。その場合には今の1Q12分ではなく、1Q15分になるかもしれませんね。





The clock will not start until the snap during the final two minutes of each half to protect the two-minute offenses.





ラスト2分を確保するために、第2・第4Qのラスト2分の宣告後は、スナップで計時開始となります。





これは日本ではフィールドクロックがある場合には、そのまま時間を流していたものをフィールドクロックがあってもラスト2分で一回計時を停め、次の計時開始をスナップからにしようというものです。確かにラスト2分の攻防はアメフトの華なところがありますので、最後の2分をじっくり観戦するには、よい改定になるかもしれません。






あくまでも採用されなかった改定案ですので、間違わないようにしてください。このほかにも「ファンブルが混乱した場合のみインスタントリプレイのチャレンジが行える」といった日本では実現不可能な提案もあったようです。