各週でフランチャイズ開催をしている東北社会人リーグ。第3週は秋田での開催となります。昨年秋季国体の開会式を行った秋田中央公園球技場で2試合が行われます。





東北社会人リーグ戦(第3週) 於:秋田中央公園球技場





【第1試合】11:00 Kick Off


仙台ブラックボルツ VS  秋田ラムズ





初戦の弘前GS戦をまさかの完封負けしてしまった仙台BB。今回も長距離遠征のため、人数確保ができるかどうかが問題になりそうです。対する秋田Rは初戦を惜敗、2戦目は完敗で、なんとしてもまず1勝をあげたいところです。地元開催ということもあり、人数の確保はできそうですが、スタメンを取った二人の新人に注目です。





【第2試合】13:30 Kick Off


福島ピッグスキン VS 弘前グリーンサージェント





福島PSも初戦を落としており、1勝目を目指します。積極的に学生とのスクリメージもこなしているようですが、やはりネックは長距離遠征に伴う選手の確保でしょう。近いとはいえ、片道150kmほどの移動となる弘前GSですが、今季の躍進にモチベーションは最高なのではないでしょうか。同じ日に初戦を迎える弘前大に伝わるような熱い試合を期待しましょう。

先週に引き続き、第2週の第2節です。盛岡南球技場を会場として、秋田大VS北里大、岩手大VS弘前大の2試合が行われます。


9月28日(日)岩手県・盛岡南球技場

【第1試合】11:00 Kick Off

秋田大学オーガーズ VS 北里大学獣医学部カウボーイズ


初戦を危なげなく勝利した秋田大です。4年、3年が2人ずつという苦しい所帯ではありますが、2年生、1年生は元気いっぱい。前の試合で課題となった後半のスタミナ切れが克服できれば、優勝を狙える位置につけるでしょう。一方の北里大は、初参加となった初戦で第3Qまでリードしたものの、最終Qに逆転され、苦いリーグデビュー戦となりました。サイズのあるQB、TEを擁しており、なんとか先行したいものです。


【第2試合】14:00 Kick Off

岩手大学バイソンズ VS 弘前大学スターキング


初戦を惜しくも引き分けてしまった岩手大、レシーバー陣とQBのタイミングは合っているのですが、グランドアタックは東北大に封じ込められました。これをどう解決してくるか、が攻撃陣の見所でしょう。守備陣に関しては粘り強さが求められるところです。対東北大戦での最終Qの2点コンバージョンは是が非でも止めたかったところでしょう。対する弘前大は8月31日の初戦を荒天で流し、これが今季の初戦となります。社会人の弘前は順調に勝ち星を上げているだけに、「兄貴」に続け、とばかりの勢いがあれば、勝利の女神がどちらに微笑むかわからない試合といえそうです。




<1部リーグ>

東北
仙台
弘前 岩手 日工 勝・負 順位 勝点
東北大学
10/26
11/3
28△28 48○0
1-0-1

3
仙台大学
東北大
10/13
11/3
63○0
1-0-0

弘前大学
仙台大 仙台大
9/28
10/26



岩手大学
28△28
仙台大
盛岡南
10/13
0-0-1


日大工学部
0●48
0●63
東北大
仙台大
0-2-0




<2部リーグ>
東工
山形
学院 秋田 北里 勝・負 順位 勝点
東北工業大学
11/2
10/5

0●26

10/19
0-1-0

0
山形大学
東工大
0●33 10/19
10/5
0-1-0

0
東北学院大学
東工大
33○0 11/2
14○3
2-0-0

4
秋田大学
26○0
東工大
東工大 9/28
1-0-0

2
北里大獣医学部
東工大
東工大
3●14 盛岡南
0-1-0

0

【第1Q】

 東北学院大(以下「学院」)のキックオフで試合が開始されました。前の試合が長引いた関係で試合開始が14:30と30分遅れの開始でした。山形大(以下「山形」)が自陣32ydまでリターンして、今季初披露の山形オフェンスの始まりです。RB#20のダイブで1度ダウンを更新しますが、攻撃が続かずパント、学院ディフェンスはまずまずの立ち上がりを見せていました。その後、双方がパントを1度ずつ蹴りあい、山形陣15ydで迎えた学院の攻撃はオプションのピッチを受けたRB#47が左オープンを駆け上がり、先制のTD、キックもこの#47が丁寧に決めて7-0とします。

 山形は返しのシリーズでQB#1のオプションキープでダウンを更新するものの、パスのタイミングが合わずに再びパント。これを学院のリターナー#20が敵陣32ydまでの好リターンを見せ、味方に有利なポジションを与えました。RB#47のダイブでゴール前12ydまで前進した学院でしたが、続く攻撃はTDに至らず、K#47が25ydsのFGを決め、10-0と追加点をあげます。ここで第1Qが終了しました。


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【第2Q】

 陣地が入れ替わり、山形の攻撃をパントに追い込んだ学院ですが、ここでリターナーがボールをファンブル、山形が敵陣45ydで攻撃権を得ます。ここでもRB#20のダイブでダウンを更新、34ydまで攻め込みますが、攻撃が続かずパントとなり攻守交替します。このシリーズで学院は攻撃の歯車が見事に合い始めます。RB#23のダイブで自陣38ydまで進むとQB#15から#47へのパスが決まり山形陣へ。続けて主将TE#43へのパスで10yds進みました。次の大事なシリーズ、第3ダウンでのパスプレイで学院のレシーバーがオフェンスインターフェアの反則を犯してしまいます。おそらく決め撃ちのパスターゲットが決まっていたのでしょう、先にダウンフィールドへ出たレシーバーがDBをブロックしてしまいました。この反則をなぜか山形は受諾せず(パスは失敗でした)、学院は第4ダウンを迎えます。ゴールまでは21yds、学院はここで躊躇なくギャンブルを選択し、QB#15がWR#81のストレートコースにどんぴしゃのパスを投げてTD、17-0と点差を広げます。山形のピッチミスで敵陣で再び攻撃権を得ますが、ここで学院も2度目のファンブル、追加点をあげられずに前半を終了しました。


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【第3Q】

 後半レシーブから始まった学院の攻撃は2度ダウンを更新しての敵陣21ydでQB#15のオプションピッチがスクリメージラインを越えた前パスと判定され、そのときにダウンフィールドに出ていたインテリアラインメンが「無資格捕球者のダウンフィールドへの進入」の反則となってしまいます。5yds下がってのやり直しのダウン、ドロップバックから左に展開し、ボールを放った#15でしたが、これを山形DBがカット、その先には山形DB#12がいて、このボールをインターセプトします。山形は自陣深いところながら攻撃権を得ますが、学院のゴールは遠く、ここでもパントとなります。続く学院のシリーズでは一度ダウンを更新するもパントになり、これが山形陣2ydで止まるナイスパントとなりました。山形はこの攻撃でRBが痛恨のファンブル、学院DB#20が敵陣7ydでボールをリカバー、攻撃権を得ます。この攻撃でゴール前1ydまで進み、第4ダウン、ディレイオブゲームの反則となったところで第3Qが終了しました。


【第4Q】

 山形陣6ydからの学院の第4Qファーストプレイは第4ダウンギャンブル。左に展開したオプションでしたが、ピッチマンがこのボールをファンブルし、得点とはなりません。山形は自陣の深いところでダウンを更新することができず、パント。このパントを50yd付近でキャッチした学院#20が山形陣22ydまでリターンし、攻撃陣にバトンをタッチします。このチャンスに学院はエースRB#47が左オープンからオプションのピッチを受けて快走、24-0と後半初の得点をあげました。

 次の山形の攻撃も4回でしとめた学院は敵陣48ydからの攻撃を#11へのパスからのRAC、#47、#88のダイブ、#15のオープンなどでゴール前7ydへ進出、この後山形のディフェンスインターフェアもあってゴール前2ydから#47へのショートアウトが決まり、決定的な追加点をあげました(キック成功、31-0)。

 最後にはゴール前からの山形のロングスナップが「ホームラン」してのセイフティを奪うオマケ付きで、ファイナルスコア33-0で学院が2勝目をあげました。



TEAM
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
東北学院大学
10
7
0
16
33
山形大学
0
0
0
0
0
【第1Q】
 日大工学部(以下「日工」)のキックオフで始まった試合は、いきなりこのボールを東北大(以下「東北」)がファンブル、日工がリカバーするという波乱の幕開けとなります。
敵陣33ydで得たチャンス、前週の試合ではほとんど前進できなかった日工オフェンスでしたが、QB#18のスクランブルで敵陣19ydまで進みました。さすがに次のシリーズは東北ディフェンスに抑えられましたが、ショットガンオフェンスが馴染みつつあるようです。
 自陣21ydで攻撃権を得た東北の先発QBは#7でした。エースRB#16のランとWRへのミドルパスで攻撃を組み立てる東北は、1度ダウンを更新した自陣35ydからの第二シリーズでWR#80へのパスがヒット、ランアフターキャッチ(RAC)でゴール前4ydまで進みます。直前のランプレイで負傷退場したRB#16に代わってセットバックに入ったRB#37がストレートダイブでゴールラインを割り、先制のTDをあげます(K#21のキック成功、7-0)。次のシリーズで日工は2度ダウンを更新し、敵陣31ydまで進みますが、このシリーズも攻撃が続かずパント、タッチバックとなったところで第1Qが終了しました。

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【第2Q】
 東北は20ydからの攻撃で1度ダウンを更新しますが、次のシリーズで日工DL#57がQBサック、パントに追い込まれます。キープレイとなるセットバックのランプレイが進めないためか、WRへのパスもタイミングが合わず、ちぐはぐな印象でした。 それでも次の日工のシリーズを4回で終了させた後の自陣48ydからのシリーズ、3度のダウン更新でゴール前12ydまで進むと、再びQB#7からWR#80へのパスが決まり追加点をあげました(キック成功、14-0)。その後は日工ゴール前7ydの攻撃で日工DB#24にインターセプトされたり、ゴール前の4thダウンギャンブルを失敗したりで、攻撃の歯車がうまくかみ合わないまま前半を終えました。


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【第3Q】

 東北のキックで後半が開始されましたが、日工はパント、東北が50yd付近で攻撃権を得ました。東北は後半、QBを#18にチェンジ、RB#37のドロー、WR#80へのパス、#37のダイブで3回ダウンを更新、最後はWR#88へのサイドラインアップが決まってTDをあげます(K#45のキック成功で21-0)。この日もスタイルプレイヤーが13人の日工は、後半に入るとスタミナが切れたのか、タックルミスが続き、ファーストコンタクトではロスのポジションでランナーに接触するものの、振り切られてゲインを許すという形が見え始めます。

 東北はRB#37のドローが中央を抜け、そのまま27ydsを走りきって4本目のTD,セットバックの交代で出場したRB#40がオプションのピッチを受けて左オープンを22yds走り切って5本目のTD、と第3Qで35-0と差を広げます。


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【第4Q】

 初戦を引き分け、残りを全勝して得失点差でも有利になりたい東北ですが、DLのレイトヒットや日工のQBサックなどにあい、なかなか爆発的に得点を挙げることができません。敵陣内で常にプレイをするという有利な状況なのですが、TDを欲しているので$thダウンギャンブルにも失敗、オプションのピッチマンがロスタックルされるというシーンも見受けられました。結局第4QはQB#18のオープンランとWR#86へのロングパスから得たゴール前2ydのチャンスにWR#88へのショートパスで得たTD2本にとどまり、ファイナルスコア48-0で初勝利を挙げました。



TEAM
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
東北大学
7
7
21
13
48
日大工学部
0
0
0
0
0