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ブラック企業なんかぶっ潰せ

20年近くもブラック企業を渡り歩いていました。あと少し気づくのが遅れたら、人生を終わらせていたかも。社会保険労務士はほとんどの場合、企業からお金をもらうので企業の味方です。でも変な社労士は労働者の味方です。

わたしは、5ヶ月前に契約社員として

働き始めましたが、

先月妊娠していることがわかりました。

つわりが重く休みがちです。


上司からは今の状態が続くなら

退職してほしいと言われました。

主人の会社もあまり景気が良くないので、

少しでも収入を得たいと思っていますが、

このまま続けることはできないのでしょうか?

今は体もきついのですが、

産休とか育児休業というのがあると聞きました。

それを使うことはできませんか?





会社は産前産後休業や育児休業を

申請したことを理由に

不利益な扱いをしてはならないと定めております。


しかし育児休業については、

期間労働者を対象から除外することも

一定の要件の下では認めております。

産前産後休業については、除外規定はないものの、

入社1年未満の契約社員の場合、

契約更新がされないことも考えられます。


また産前休業は出産予定日の6週間前

(双子の場合は10週間前)から

しか取得できませんので、

それ以前は有給休暇または欠勤となってしまいます。


入社が5か月前だと、

有期休暇がまだ付与されていない可能性が高いので、

休むと欠勤になります。

入社半年に満たない契約社員では

休職の制度も使えないでしょうから、

欠勤がちになると会社に残るのは相当難しい

と言わざるを得ません。


会社としても契約期間を更新しても

すぐに産休に入ってしまう契約社員に対して

契約更新をすることは考えにくいでしょう。


だからといって体調が悪いのに

無理して出勤して母体に悪影響があったら

それこそ大変です。

つわりでつらい期間は個人差があるようなので、

一概には言えませんが、

今後治まりそうであれば、

少なくとも契約期間満了日まで

在籍させてもらえるように相談してみてください。


逆にほとんど出勤できないようであれば、

会社に在籍していても給料は支給されませんし、

産休、育児休業明けに復職という、

正社員のような扱いも期待できません。

そのうえ、在籍していると社会保険料を

支払わなければならなくなります。

状況によっては、御主人の扶養家族になった方が

有利かもしれません。



なお、退職する場合、前職との合計で、

直近2年間に12か月以上の勤務実績

(妊娠出産を理由に雇用保険の受給期間の

延長措置を受けている場合は

1年間に6か月以上の勤務実績)があれば

失業保険の対象になります。


退職手続きに入る前に、

雇用契約書などの資料を持って、

専門家に相談してみてください。

こういう相談は女性の社労士がいいでしょうね。

もし変な社労士に相談する場合は

女性スタッフを同席させますので、

時間の余裕をもってご連絡ください。

近々結婚を予定しています。

私の会社では女子社員は

結婚とともに退職するのが

慣例になっています。

私は今の仕事が楽しいので

辞めたくありません。

このまま勤務を続けることはできるでしょうか?






もちろん続けてください。

法律はあなたの味方です。

ただ、社員全員が女性は

結婚したら退職するもの、

と思っていたらちょっと厄介ですね。


いくら法律で「結婚を理由に

不利益な待遇をしてはいけない」

と定めていても、

実際には不利益な扱いを受ける人も多いようです。


例えば本人の希望しない異動があっても、

「ジョブローテーション」などの名目で

異動させられると、

それが「結婚を理由とした差別」

と証明するのは困難です。


だからといって退職するのも

本意ではないと思います。

あなたの会社には女性が

何人いるのかわかりませんが、

まずは女性を中心に

同じ考えに共感できる人を

増やしていってください。


全然違う話になりますが、

私が新入社員だった頃、

自席で喫煙するのは当たり前でした。

しかも吸殻は、

たばこを吸わない女子社員が

全員の灰皿を洗うことも

違和感なくやっていました。


今はどうでしょうか?

自席どころか会社の敷地内禁煙

という会社もあるくらいです。

やはり数は力ですね。



先ほどの異動の話も

裁判で訴えれば勝てるかもしれませんが、

果たしてそれが最善の策か

というと違う気もします。


気持ち良く仕事するためには、

社内でのコミュニケーションを積極的にとり、

味方を一人でも多くしましょう。



システムエンジニアをしています。

長時間パソコンの前での作業が続きます。

パソコンに向かう私の姿勢も悪いのですが、

最近腰を痛めてしまいました。

同僚からは、仕事中に痛めたのだから

労災になるのではないか、と言われました。

労災だと治療費がタダになるので、

労災にしてほしいです。



労災に認定される可能性はあります。

その可能性が高いか低いは、

詳細の状況により大きく左右されますので、

ここでは明確な回答はできませんが、

過去にも労災認定された例はあります。

会社の総務に申請してもらえるように

依頼しましょう。



そもそも労災は労働災害のことですが、

業務災害と通勤災害の2種類あります。

通勤災害はその名のとおり通勤途上での負傷、

疾病が発生した場合に適用されます。

通勤は寄り道をした時に、

その寄り道の最中、その後が通勤に該当するか、

寄り道による私用の帰りとされるかが

よく問題となります。


一方、業務災害は仕事中での災害です。

勤務時間中であれば、

その災害が起こった時に、

いわゆる「さぼり」の状態でなければ、

労災が認定される可能性が高くなります。

「業務遂行性」があると判断されます。

また、業務災害では業務起因性が

判断材料になります。


例えば先天性のものや私生活の影響などにより

持病を抱えることがあります。

普段は問題なく生活できても

何かの拍子で病気が悪化し

発症することがあります。

それがたまたま仕事中であっても

労災とは認定されません。


一方、長期間の長時間残業が続くと、

脳や心臓に悪影響があるとされています。

その状況下で脳卒中を発症した場合は

労災と認定されることもあります。



労災として認定されるには、

仕事中か通勤中のケガ、業務、

通勤が原因となる病気が労災の対象になります。

具体的には個別の案件により

判断する必要があります。



ご質問の腰痛も、

「腰痛となる原因は姿勢が悪いのだから

本人も問題」と考えられがちですが、

長時間固定の姿勢を続けざるを得ない状況で

発症した場合など、

労災認定されることがあります。