システムエンジニアをしています。
長時間パソコンの前での作業が続きます。
パソコンに向かう私の姿勢も悪いのですが、
最近腰を痛めてしまいました。
同僚からは、仕事中に痛めたのだから
労災になるのではないか、と言われました。
労災だと治療費がタダになるので、
労災にしてほしいです。
労災に認定される可能性はあります。
その可能性が高いか低いは、
詳細の状況により大きく左右されますので、
ここでは明確な回答はできませんが、
過去にも労災認定された例はあります。
会社の総務に申請してもらえるように
依頼しましょう。
そもそも労災は労働災害のことですが、
業務災害と通勤災害の2種類あります。
通勤災害はその名のとおり通勤途上での負傷、
疾病が発生した場合に適用されます。
通勤は寄り道をした時に、
その寄り道の最中、その後が通勤に該当するか、
寄り道による私用の帰りとされるかが
よく問題となります。
一方、業務災害は仕事中での災害です。
勤務時間中であれば、
その災害が起こった時に、
いわゆる「さぼり」の状態でなければ、
労災が認定される可能性が高くなります。
「業務遂行性」があると判断されます。
また、業務災害では業務起因性が
判断材料になります。
例えば先天性のものや私生活の影響などにより
持病を抱えることがあります。
普段は問題なく生活できても
何かの拍子で病気が悪化し
発症することがあります。
それがたまたま仕事中であっても
労災とは認定されません。
一方、長期間の長時間残業が続くと、
脳や心臓に悪影響があるとされています。
その状況下で脳卒中を発症した場合は
労災と認定されることもあります。
労災として認定されるには、
仕事中か通勤中のケガ、業務、
通勤が原因となる病気が労災の対象になります。
具体的には個別の案件により
判断する必要があります。
ご質問の腰痛も、
「腰痛となる原因は姿勢が悪いのだから
本人も問題」と考えられがちですが、
長時間固定の姿勢を続けざるを得ない状況で
発症した場合など、
労災認定されることがあります。
