ダックスあるある病を発端に
これがARDSという病気です
◉炎症性細胞が暴走して肺組織が破壊される
この病気もまた
慢性気管支炎を持っているチャンス
皮膚の状態が悪いチャンスに皮下点滴をした事で皮下気腫になってしまい

二次災害・三次災害的に、次々と病気を発症してしまったチャンスの記録の続きです
前回は【皮下気腫】という症状を残しました
皮下点滴が原因での皮下気腫になり
そして……今回記す病気へと発展しました
たくさんの病気を抱えているチャンスは
『原因の特定は出来ない…』
先生方は誰一人として、今以て原因をはっきり仰らずにお茶を濁すけれど
素人だけど…飼い主としては……やはり
皮膚状態が悪いチャンスにあの皮下点滴は
この生死を彷徨った原因になったのではないか…そう思っています
勿論、調べた上でもそう感じています
病院選びの後悔が最も大きい病気です
この6時間後に、チャンスを死の淵に引きずり込む大惨事が起こるとは…
出勤前の『かか〜抱っこ!』
ARDS〜急性呼吸促迫症候群
原因となる怪我や病気から24〜48時間程度で発症
初期は息切れ・呼吸が速くなる
肺には(聴診器等で)水泡音・喘鳴
皮膚には斑点、チアノーゼ
酸素室でも呼吸困難が続き
陸にいながら酸素を吸えない・二酸化炭素を吐き出せない、溺れている状態
短時間で進行・悪化する為に、心臓・脳などの他臓器が機能不全に陥る
発症すれば動物の死亡率はほぼ100%
これがARDSという病気です
中村勘三郎さんがお亡くなりになった時に、広く知られる事となりました
呼吸器に強いこの先生じゃなかったら、チャンスは生きていなかった
ARDSの瀬戸際だった事もあり、人手もあり目も行き届く『TRVA救急医療センター』へ
先生も付き添って下さり移送転院する事に
原因は外傷なども含めて様々ですが
肺炎や敗血症などの基礎疾患の上に発症して
低酸素状態に陥り、急性呼吸不全を起こす
キーワードは『炎症』
◉どこかで炎症を起こす事が引き金になる
◉炎症性細胞が暴走して肺組織が破壊される
人間ではICUに入っている1割が発症、その内4割が死亡、動物は100%助からない…
発症してしまったら致死的な病気です
休まずにずっと筋トレしているのと同じ状態だと先生からの説明
チャンスの体力・気力に賭ける以外なかった
この病気もまた
明確な治療法は確立されておらず
まず炎症箇所の治療をする事
酸素室に入る事くらいしか治療法がない
毛細血管が損傷する為に、血管から出てくる水分量が増える
チャンスの場合は肺炎を起こしていた為に
肺に水が溜まると命取りで、点滴量もギリギリに絞らざるを得ず治療が困難を極めた
更に薬剤耐性が最善の治療を妨げる…
この時チャンスは40〜45%の酸素濃度でも呼吸困難で、苦しいので横になる事が出来ない
横になったり眠ったり出来る事は、少し呼吸が楽になった…という1つの目安だった
慢性気管支炎を持っているチャンス
呼吸がおかしいと病院へ駆け込む途中で
チアノーゼも出始めて、いつもとは違うとわかっていたけれど
酸素室に入れば良くなると思っていた…
3月のレントゲンは正常な状態の肺
先生からの説明は、目の前が真っ暗になるものだった
今は踏ん張って呼吸しているけれど、早い子は数時間でARDSを発症して亡くなってしまう
『気管内挿管の処置も含めて、ご家族で相談して来て下さい』
涙がポロポロ溢れた
何で突然こんな事になっているの❓
3日間で6回も病院へ行ったのに何で❓
駆け込んだ病院の先生も救急の先生も
『膵炎の事は忘れて下さい』
何の為の皮下点滴だったのか…膵炎だから点滴しないと危険だったんじゃないの?
これじゃあARDSを引き起こす為の皮下点滴だったじゃないか‼️とすら思ってしまった
今まで書いたどの同意書よりも辛く重い
助からないARDSになって処置しなかったら、どんな状態になるのか?と、質問した
『陸で溺れている状態ですから、のたうち回って吐血する苦しむ姿は見ていられないと…
処置しない事を望んだ飼い主さんでも、その姿を見て何とかして下さいと仰います』
『先生、ARDSにならない可能性だってあるんですよね?
チャンスは強い子だから…先生、チャンスを信じてますから…きっと大丈夫ですから!』
そう言って泣きながらサインした同意書
あの時のチャンスは9割方ARDSになるという状態であったと
ウィンが旅立ってまだ2ヵ月
きっと…きっとウィンが護ってくれたんだね
皮膚の状態が悪いチャンスに皮下点滴をした事で皮下気腫になってしまい
その後発症した肺炎からの呼吸困難
今回はいつもの肺炎や誤嚥性肺炎ではなく
細菌性肺炎だったからこそ
私の中では皮下点滴が大量に漏れた事が原因なのでは?そう疑っている
しかもその細菌は、いつもの鼻水の誤嚥では信じられない菌だったのだから…
不安を煽るつもりはありません
でもチャンスだけじゃない、ARDSはいつ誰がなってもおかしくない病気です
※ARDSは1つの病気というよりも、他の病気や原因によって引き起こされた肺の状態悪化
肺炎・ARDSは、最後までチャンスを脅かす病気だった事
そしてこの病気をしっかり残さないときっと私は前に進めない
それ程大きな病気であり、転機であり…
この時を境に、チャンスとのかけがえのない時間を過ごす事が出来たと思っています
かなり長くなるので続きます
◉チャンスの病気記録はこちら👇
◉ウィンの病気記録はこちら👇







