災害への備え | 社長歴36年 元ベンチャー企業社長の言葉

社長歴36年 元ベンチャー企業社長の言葉

経営歴36年。波乱万丈、成功と裏切り、でも人生は素晴らしい

広島市の土砂災害の被害の大きさに驚くばかりですが、今年になり過去経験したことのない

大雨が各地で記録され、水害や土砂災害で多くの方々が大変な被害を受けています。

物流会社でもトラックが水没し動けなくなる事や、配達したくても商品が届けられない

といった問題が起きています。

まさか自分の住んでいる裏山が崩れ、今回の広島市のようにアパートごと土石流に流される

なんて、誰も想像していなかった事が現実に起きています。

小さな子供からご高齢の方を含め多くの人命が奪われてしまう自然災害の脅威は、人間の

力ではどうにもならない大きな力を感じます。

亡き父が小さい頃から私に話していた事の中で、

「絶対に川の近くや地盤の悪い沼地の埋め立て後には住むな。それと裏山があるような

ところにも絶対に住むなよ」

と話していました。

人口の増加と土木建築の発達から、昔であれば人が住めなかった場所に多くの住宅が建ち

人が住んでいます。

それは、地図の地名からでもその場所が昔何であったか分かる地名も多くあります。

生活の知恵で、昔の人は災害に合わない場所を選んで家を建て住んでいたと思います。

今回の広島市の土砂災害を見ると、過去にも同じような災害が何度も発生していたのにも

かかわらずその事例は時と共に忘れられてしまい、その後そこに家を立ててしまう。

本来であれば、広島市や県のほうでもっと踏み込んだ災害対策ができていたら良かったと

感じます。ただ、現実的には限界もあるでしょうし、やはり自分の身は自分で守るしかない

というのが今の現実だと思います。

災害はいつやってくるのか分かりません。

いつ大地震や大津波がくるか誰も分かりません。

だからと言って安全な場所を探して移住することは現実的ではありません。

となると、日ごろから有事の際の災害マニュアルを家族や自分自身で作ることも必要

なんだと思います。

確率で言えば何億分の1の確率でしょうか。

特に経営者は、最悪の想定はしておかなければなりませんが、気候変動の影響についても

真剣に考えておかなければならない時代に入ったんだと思います。

見えないリスクにどう対応していくのか。非常に重要な課題です。