~My memories~ 著:WILL -897ページ目

(31)~My memories~ 最後のプレゼント4/8

そして当日を迎え

お気に入りのレストラン

『ピア晴海』に向かった私達だったが、

その日は予約した時の店員さんが言っていたとおり、

あいにくの空模様で、ちょうど今のように肌寒い日だった・・・

だが、

不安を抱き到着した私達に、

想像もしなかったサプライズが待受けていた。

店に入るなり女性店員さんに声を掛けると、


『**様ですね!お待ちしておりました。ご予約頂きました席へご案内いたします。』と、あっさり案内されたのだ。

恐らく、その店員さんは、予約したときの電話の人だったのだろう。


『こんなに寒くて大丈夫かな・・・』


さすがの妻の口からも弱音がこぼれた・・・

店の中を通り、オープンテラス席が見えてきたのだが、

やはり、そこには誰も座っていない・・・
 
『まったく、いくらなんでも無理だな・・・これじゃ良い笑いものだ・・・』と、


思いながら予約した席についたとたん、

何名かの従業員が練炭をもって現れ、

私達の席の周りに置き始めたのだ。



すぐに私達夫婦の席は、



潮風と共に運ばれてくる



暖かい空気と、



その大きな愛情に包まれた。
 




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