いつもお優しいお声のたくさんのお電話、
そして対面鑑定で素敵な笑顔を見せてくださりありがとうございます。
電話占いWILL、占いの館ウィル東京池袋店の天河りんごです。
私のところには男性のお客様も多いのですが・・・
結構よく聞く言葉で
「妻には愛はもう無いんだけど家族としての情はあるんですよね」
・・・。
逆もあるかも。女性の方でも、
「夫には愛はもう無いんだけど家族としての情はあるんですよね。」
だいたい、夫婦以外の恋人がいる人がそんなことを言うことが多いです。
でも、それって言われて嬉しいか?と考えると
私だったら嬉しくないな、と思うんですよね。
情だけ?みたいな。愛は?的な。
一番好きなのは恋人(不倫相手)で、恋愛的な気持ちは常にそっちにある。伴侶にはときめきはもう無いし冷めたけど情や責任やしがらみがあるから別れはしない。
男も女もいくつになっても恋をする生き物。
ときめいた恋が夫婦になり時間と共に家族的な愛に変わり、ここまでは良いと思うんです。最終的に情だけ??それはちょっと私なら嫌だなーと思うのですよ。
りんご先生は不倫反対派ですよね!とか、たまーに勘違いされるのですが、別にそんなことはありません。
(自分ならめんどくさいっていうだけの話、いやそっちのほうが問題か><)
毎日そんな相談当たり前に受けるし、いやいや、結婚した後恋愛しないかっていうと、そんなことはない。ときめきを持つのは素敵なことだと思うしね。
私は常にニュートラル、妻の立場でも、愛人の立場でも、どっちでもありません。それが鑑定師のあるべきスタンスです。
昔から占い師になる前から私はよく「情が深い」と言われてきたんですけど、
それって褒め言葉じゃないよな、って思うんです。全然嬉しくない。
下手したらそれって単に利用されやすいだけ?とか思ったりします。
例えば詐欺とかホストとか(いつもこういう時に名前出してすみません、ホストの皆さん、職業を否定してるわけじゃありません)
そういう人たちが最初に狙いを定めるのって、情が深い人だと思うんです。
情が深いから泣き落としすればいいやと。あいつに頼めばシャンパンおろしてくれるよなって、お茶回避できるよなって昔からあるホストやホステスの手法で、
実は僕って(私って)実家がすごい貧乏で、施設育ちで、女性だったらシングルマザーで、とか、親が早く死んで、とか、身寄り無くて、借金がたくさんあって、とか。かわいそうな自分をアピールする。好きだよ愛してるよ、お前しかあなたしか頼れない、そうやって言えば同情してお金をたくさん払ってくれるだろうとか、かわいそう営業、病み営業、泣き落とし商法みたいな。
結果でも、相手は情を利用してお客からお金を巻き上げて疑似恋愛してあなたが恋人だよ、と騙し(?)つつ影では違う若い可愛い女性(もしくは男性)に貢いでたり恋愛してたりとかよくある話です。
これは極端な例かもしれないけど
情って相手のために結果なるかっていうと私は違うと思うんですよね。
自己犠牲も相手のためになるかっていうと違うと思う。
私なら、ときめきがなくなったとしても相手に情よりも大きな愛をもっていたい。
情だけって嫌ですもん。同情されるのも嫌いです。多少冷たいと思われても、甘やかさず遠くから手をかけず見守るのも愛かなと思ったり。
恋愛だけじゃありません。子育ても一緒です。甘やかしすぎると人間関係が依存でダメになる。占い師とお客様もそうかも。友情もそうですね。
依存させすぎると自分で頑張ったり考える力を奪ってしまう。
下手したら情で甘やかしたり依存させた結果、八つ当たられて依存するほうはワガママになり成長しない、情をかけたほうは利用だけされて見返りもなく下手したら八つ当たられてポイ捨てされる、みたいな。
よく無償の愛が尊いっていうけれど、それって単に見返りを求めず甘やかして尽くすことではありません。
愛ってそうではなくもっと広い心で遠くから見守ることかなと思います。
そして人間関係には適度な距離感が必要。全てを同じじゃなきゃとか(特に女子に多い。共感を求める)相手を全部思い通りにしようって思うのはエゴや甘えです。
なので私は情ではなく愛でもって鑑定していきたいといつも思うのですよ。
情と愛をはき違えてはいけませんね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
天河りんごでした。
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