電話占いWILL鑑定師の天河りんごです
今までのブログで「陰と陽」について書きましたが、
この世の中は全て陰陽五行論に基づいていて、バランスなのだと。
そういう意味では因果応報もあるのです。原因と結果ともいいますか。
「本当にそうなの？だって生まれながらに人って公平じゃないし、悪いことしても罰が当たらない人もいる！」
「じゃあ戦争で子供のうちに死んだ子ってどうなの？重い病気で死ぬ人もいるしそいうのは公平じゃないし」
「悪いことしたり性格悪かったり人を出し抜いても、お金も恋愛も全て恵まれてる人もいるじゃない！」
などと思った方も多いのではないでしょうか。
はい、それぞれ持って生まれた宿命って公平ではないとつくづく私も占っていて思います。
しかし自分にとって幸福な運命を自力でつくり上げる人もいる。
そして逆に恵まれた宿命を生かしきれない人もいる。
そして、因果応報は、確かに誰にとっても存在する。
例えば生まれながらにして大金持ちの、いわゆる恵まれた家庭に育つ人もいれば、逆の人もいる。
生まれながらにして大金持ちのお嬢様もいれば、劣悪な環境の地域で生まれ食うにも困る人もいるわけです。しかも親や生まれを選ぶことは誰もできない。
「福寿禄官印」という言葉があります。これを「五徳」と言います。
福・・本人の心の満足感
寿・・健康、寿命
禄・・財
官・・地位、名誉（戸籍や国籍も含む、会社など）
印・・知恵
これは、人がこの順番に欲しいと思うものとされています。
「因果応報」という言葉、結局自分に帰ってくる。
それは個人レベルでもそうだし、世界や歴史レベルでもそうだといいます。
「カルマ」や「業」ともいいますね。
光と闇。この世界の陰陽のバランス。
例えば、ある男性がいてなかなか結婚できないと悩んでいたとします。
その人の何代か前のひいおじい様かその前に、沢山の女性を騙し、泣かせるような人がいたりします。 先祖が、自分の子孫の分の女性運を使ってしまったというわけです。
もしくはやはりある男性がいて、ものすごく遊び人で妻や多くの妾を持ち泣かせてきて多くの女性に囲まれた人生だったとします。
するとその子孫、何代か後の例えば自分の娘の娘の娘、、などが逆に今度は、多くの男性に囲まれる宿命を背負って生まれてきたりします。
例えば、ソープ嬢になったり、何度も離婚を繰り返したりなどです。
これが陰陽のバランスです。
例えば子どもの虐待など本来あるはずがないのに、無理に海外から体外受精などで子どもを得る人が増えてきた、と同時に、自分の子供を可愛くないと虐待する人も増えて来る・・・など。この世のバランスが壊れるから因果応報の出来事が起こる。
これが自然の陰陽の法則なのです。
もちろん個人レベルでも陰陽の法則が当てはまります。
陰がないところには陽は存在さえしない。
もちろん、そこそこの人生を送り、なるべく道を外さぬように生きれば枠からはみ出ない、大きな幸福もなければ不幸もない、平凡だけどやはりそれがその人なりの幸せかもしれない。
でも、波乱万丈の人もいる。
出る杭は打たれる。誰かのコンプレックスを刺激するわけですね。
もちろんそれは鏡でもある。
他人からは大きな幸せに見えること、たとえばものすごくうらやましいほどの地位、名誉、立場、仕事、美貌、財産、家、環境、素晴らしい配偶者などを持つ人は、その分、やはり足を引っ張られる可能性もある。
人より多く持つ人は、人より多く叩かれることもあるのです。
これも陰陽です。
しかし、その他者をうらやましいと思い、足を引っ張るという行為、それは悲しいかな最終的に自分に返ってくるものです。
なぜならこれも陰陽のバランスだからです。
人間は、それぞれ自分の持って生まれた宿命、カルマを消化していくのが望ましいとされています。人の人生ではなくフォーカスすべきは自分の人生。
あなたが、今誰かの人生と比べて自分の幸福を図っているならそれは意味のないこと。
表面上どう取り繕っても全ては法則通りに動きます。
本来の姿は、共に栄えていくこと。
それには、自己の内面の、真の幸福が不可欠なのです。
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りんご
