南三陸町の戸倉地区
国道45号線を石巻方面より走りちょっとした峠をこえると突然津波の爪痕が見える。こんなところまで・・・というくらい海から離れているのだが。
写真の木が枯れている高さまで津波が押し寄せた。
いまでは建物の土台しか残っていない。
680世帯のうち約90パーセントが罹災されたとかで残っている建物は全くといって良いほどない。
戸倉地区公民館（左）、右は水門調節のための操作室の建物
公民館は取り壊す予定。
公民館と戸倉小学校（写真下）、幸いにも生徒は全員無事避難して助かったが近くの高台にある中学校は先生と生徒が数人犠牲になったという。だが、小学校の校庭には未だにガレキの山。
クルマも無残な姿で放置されている。
津波が押し寄せた海は普段は湖のように静かな入江だ。
海に向かって黙祷・・・。
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