東日本大震災から一年2ヶ月。以前から一度被災地を訪れたいと思っていたがようやく今回行くことができた。
多くの人々が思っていることだが、現地へ行くことで迷惑をかけるのではないか?単なる物見遊山ではいけないのではないか?等々様々な思いもあり迷っていたのだが、報道やネットで是非現状を見て欲しいとの被災地の方々の声も見聞きしたことでようやく行く気になったと言うわけだ。
同じような思いを持つ仲間数人とクルマ二台に分乗、朝、東京を出発。途中何度かの休憩を取りながら約6時間半ほどで最初の都市石巻市に到着した。
三陸道インターを下りると大きなショッピングモールや量販店が点在するが被災地という感じはしない。
しばらくクルマを走らせていくうちに街の中心部に。あちらこちらに空き地が。すでにガレキは撤去されていたが土台が残ったままの空き地が目立ってくる。
市内を見渡せるという日和山公園に向かう。ここには震災当時多くの市民が避難、寒い中夜を明かしたという。
クルマを降りて市内を見渡せる場所に立った瞬間なんとも言えぬ思いが湧いてきて思わず手を合わせた。ため息以外言葉が出てこない。
そこに若者たちの集団がやって来た。作業着姿のボランティアグループの人たちらしい。同じく言葉を発するものはいない。合掌したり黙祷する人も。
被災前の写真が掲示してある。
ただただ無言で景色をみるだけだ。
1時間半後、石巻を後に今夜の宿泊地、南三陸町へと向かった。
つづく・・・・・。
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