
四国旅行最終日は松山市内観光をした。画像は秋山兄弟の生家で松山城のリフト乗り場の近くにある。実際に秋山家があった場所で、建物もかなり忠実に再現されているらしい。小説で大体イメージは掴んでいるつもりだったが、実際に行ってみて、ガイドの方の説明を聞きながら見学していると、また違った感覚で楽しむことができた。

秋山兄弟生家で結構時間が経ったのか、気づくとお昼になっていたので、ミュージアム見学の前に昼食をとることにした。このお店は、三越の裏側の大街道より1本西にある「銀次郎」というちょっと洒落た居酒屋だった。

銀次郎で昼食を堪能した後、三越の向かいくらいにある「坂の上の雲ミュージアム」に行った。ここは名前の通り、司馬遼太郎著書の「坂の上の雲」の秋山兄弟をベースに維新後の日本の様子が理解できるように作られている。最初はそれ程規模は大きくないかと思ったのだが、フロア毎にじっくり見学していると、あっという間に2時間近く経過していた。あわてて次の松山城へ向かった。

松山城天守閣にはかなり小高い山の上に建てられているため、ロープウェーかリフトで観光客は登っていく。この城は、別名金亀城とも呼ばれ、加藤嘉明が築城し、その後、蒲生氏を経て1635年から明治維新までの235年間に渡り、親藩大名であった松平家の居城となっている。司馬遼太郎の小説にも書かれたあったのだが、この天守閣から見渡せる松山市内を観るのを楽しみにしていた。

この写真は松山城の南側で、大街道や三越がある方向になる。天守閣からは360度全方向が見渡せ、市内の向こうには瀬戸内海を観ることができた。司馬遼太郎が言うように、とても穏やかな気分になれる景色が広がっていた。

再びリフトで大街道まで戻り、今度は市電で道後温泉まで行くことにした。写真は、大街道アーケードの正面あたりにある路面電車駅から撮ったものだ。僕は、路面電車に馴染みがないせいか、こういう光景が、郷愁感が漂う街並みに観えてしまい結構感動的な気分になってしまう。

路面電車で15分くらいで道後温泉駅に到着した。駅を降りると、観光客でとても賑わっていた。商店街の中を300mくらい歩くと道後温泉にたどり着く。写真のようにGWで休日のため、入り口は人だらけで入場規制まで行われていた。でもここまでせっかく来たんだからという思いで並んで入場することにした。道後温泉の感想は、正直言って良くなかったというか、人が多過ぎてとてもゆっくりと入浴するような状況ではなかった。でもまあ、日本でも有名な温泉だし、かつては自分の父親もここの湯で生活していたかと思うと、いい体験だったと思う。

今回の旅行も相方の周到な下調べのおかげでとても充実した旅行ができた。同じ国内だから、どこに行っても大して変わらないと考える人もいるが、僕はやっぱり、その土地に行ってみて初めて発見できるようなものがあると思っている。
今回の旅行でも、高知には高知の雰囲気があったし、松山には松山の雰囲気を感じた、それらは同じ四国内でもやっぱり異なる雰囲気があったし、恐らく、歴史的な由緒がある土地には、そういう魅力的な要素がちゃんと残っているんだと思う。それが素人の観光客にも何となく感じられるから、訪ねて来る人が絶えないのかもしれない。