8月12日(日)
【うんちくん】
水中で燃える花火のなぞ
〈解答04〉
どもども、丸山です。
そうです。今日もうんちくんです。
芸がないですかね~?
でも、毎日きちんと出さないと、便秘になっちゃいますからね。
あ、比喩ですよ?「うんちく」ですから。
では早速、解答第4弾、行ってみヨーカ堂!!
〖Q4〗花火が水に入れても燃え続けるのはなぜ?
水中で空気に触れられなくとも、火薬から酸素が供給されるとともに、気体が勢いよく発生することで水が火にたどり着けず温度が下がらないから。
です。
ごちゃごちゃした解答で申し訳ない。
出題しといて、難しいなって思いました笑
丸山は前半部分の「酸素が供給される」しか認識してなかったんですけど、
ヨロさんに「え?気体が発生するからじゃないの?」と指摘を受け、
調べたら両方関係ありました。
やっぱり、調べるって大事ですね。
あと、ブログを書いているからか、先生をしているからか、
「説明できるようにしなきゃ」って視点を持つようになります。
この意識が“理解深めて”くれます。
ご家庭でも、ぜひ、お子さんに様々な物事を説明させてみてください。
さて、花火の話なのですが、
まず、断っておきますけど、当然手持ち花火ですよ?
あと、フリー素材のイラストが全然花火っぽくないのは勘弁してください笑
「燃える」という現象には3つの要素がいるそうで、
①燃えるもの
②酸素
③温度
で、火を消したければ、どれかをなくせばいいんですけど、
①燃えるものも②酸素も、花火の内側にあるし、
ガスで火に直接水が触れられずに③温度も下がらんというわけです。
水を張ったバケツに花火を突っ込むとブクブク音を立てて、取り出すと、あら不思議。
問題なく、そのまま燃えるというわけです。
となると、経験則からおわかりでしょうが、
線香花火は水に入れたら消えます!
↑丸山の一番好きな花火です。
なんで?
だってガスが勢いよく出ないから、温度下がっちゃうもん。
ってことです。
水をかければ火が消えるってイメージですけど、
ホントは温度を下げなきゃいかんわけです。
この「燃えるのに必要な3要素」を考えると、
今と昔の消火方法の違いも見えてきますね。
「火事と喧嘩は江戸の華」なんて言葉がありますが、
江戸時代の消火といえば、建物を崩すわけですよね。
そうして、隣家に燃え移るのを防ぎます。
これって、②酸素の供給をシャットアウトしてるわけですよね。
キャンプで火をおこすときの逆です。
枝の間に空気の通り道ができるように組むと火が付くじゃないですか。
枝を真横に並べても、なかなか火は付かないでしょう。
ちなみに、花火の色は「炎色反応」の応用で、
燃やしているものによって色が変わるというのを利用しています。
マッチの火は赤いけれど、ガスコンロの火は青いですよね?
何がどんな温度で燃えるかで、火の色ってのは変わるんです。
いいですか?繰り返しますが、
こうやって知識は派生させてください。
花火は安全にマナーを守って遊んでね。
また、5問目の「うんちくん解答」でお会いしましょう。