講習が終わって、すぐに大学生を引率して海外研修に行ってまいりました。

 

今年も昨年と同じく、タイの名門大学であるキング・モンクット工科大学です。

 

 

 

日本とタイ、両国の大学生たちの架け橋に。

 

そんな思いから始めた試みです。

 

 

 

「虫は、タイ人はよく食べるの?」

「そこら中で売っているドリアン、あれ好き?」

 

というようなことから、

 

「バンコク市内の鉄道に比べて、地方に向かう鉄道は投資が進んでいないのはなぜ?」

「日本に対するイメージはどんなイメージ?」

 

のようなことまで質問できるのが、ただの海外旅行とは違うところ。

 

深夜2時近くにもかかわらず、空港まで見送りに来てくれるとは...

 

"海外に目が向かない日本の若者”を危惧する声もありますが、そもそも「意識が低い」「情熱がない」なんてことあるはずがないんですよ。

 

だって若いんだから。

 

なにかちょっとしたきっかけがあれば、情熱は一気に湧き上がるんです。

 

 

帰国後に僕が背中を押した学生がこう言っていました。

 

「今回、初海外でしたけど、これは行くべきだなって思いました。よく借金してでも学生時代に海外に行くべきだとか言われますけど、なぜ行く必要があるのか理解できなかったんですよね。行ってみてわかりました。行くべきです。年内にまた別の国にも行ってみようと思います。」

 

そう、"行くべき”を若者に納得させる言葉、これを僕たち大人が持ち合わせていないだけなんだよね。

 

 

 

 

 

ちなみに、昨年のブログを見そのときのそのときの写真を載せてなかったので、あとでここに載せておきます。

 

2023年の写真

 

 

 

 

【解説】埼玉県立高校“共学化” 賛否ある中、県は「主体的に推進」 当事者は?

 

埼玉 男女別学から共学化へ、高校・中学生はどう考える? 半数以上「共学化望まない」

 

別学校、進学校&学力アップのメリットも?

 

 

同じ埼玉県といえど、住んでいる地域によるでしょう。

 

埼玉県の南部にある、さいたま市であれば、男子校で浦和高校、女子校で浦和第一女子高校、共学校で大宮高校があって、この3校はそれぞれ授業レベル(受験指導体制)において大きな差がありませんから、別学校あることは、むしろ選択肢が広く、多様性に富んでいると言えます。

 

しかし、これが埼玉県の西部だと、最難関校には、男子校に川越高校、女子校に川越女子高校があるものの、共学校がありません。

 

つまり、

 

① 距離的にさいたま市は通えない地域に住んでいる。

② 小学校、中学校と共学だったのだから、高校も共学校がいい。

③ 東京大学のような、いわゆる最難関大学を目指して頑張りたい。

 

この3つを満たす高校がないわけで、このことに違和感を感じる方は多いことでしょう。

 

割合が高い方が正しいというわけではありませんが、全国的に共学校の方が圧倒的多数なわけで、上記の3つを望む中学生が、なぜ自分が生まれたこの場所だけ違うのか、と考えることは至極当然のことだと思います。

 

 

さて、今回この件をちょっと別の視点で見てみたいと思います。

日本人特有の国民性、「事なかれ主義」と「みんながやっているから心理」の中でのノイジーマイノリティのパワーです。

 

ウィルは、男子校、女子校に多くの教え子たちが進学し、そして大学生講師として戻ってきてくれています。

ですから、世の中の多くの人が知らないであろう別学校の長所を僕はよく知っています。別学校でなければ過ごせない、育たない、すばらしいものがそこには確実にある、ということをよく知っています。

 

別学校の長所はたくさんありますが、個人の感覚ではない、膨大な母数をもっての数値としての違いを一つあげるならば、学力の向上です。

 

OECD(経済協力開発機構)による「PISA調査」(学習到達度調査)では、別学校の方が共学校よりも学力は高く出ていますし、イギリスでも、アメリカでも、韓国でも、日本と同じように、最難関大学への進学率は別学校の方が高いです。

 

もちろん、学力は教育の中の一つの側面でしかありませんから、学力が上がるのだからそちらの方が上だとか、別学校を守れとか、そういうことを言いたいわけではありません。

 

別学校のマイナス面ばかりを論えて批判する人の中には、自分が共学校出身だからと、多くの学校が共学校だからというだけで、共学校が当然だと決めつけ、共学校よりもプラスの側面は見ようともしない困った人も混じっています。自分が正しい、自分の見識の範囲内がすべてとして、他者の意見や、自分の見識の範囲外が見えないノイジー・マイノリティと呼ばれる人たちです。

 

当たり前のことですが、共学校ゆえのメリットもありますが、別学校ゆえのメリットもほぼ同じだけ存在します。片方のメリットだけを極端に強調したり、ただの主観をあたかもそれが正義かのように決めつけて強調したりするのは正しい議論とは言えません。

 

県教委の方々には、そういった声に屈することなく、ただ「みんなやっているから」というノリに押されることなく、専門家の意見を広く求めて、最終判断をしてもらいたいと願っています。

 

 

今年は27日です!


このブログで日時を確認してくれている卒業生もいるんだってね。


直前の更新でごめんなさい。


来れたらでいいからね。顔を見せに来てくれたら最高に幸せです。