親しき仲こそ気配りを | 上司のための、「人が成長する」マネジメント法

上司のための、「人が成長する」マネジメント法

部下を一人でも持っている方。
自ら考えて行動できる部下の育て方を学んでみませんか?
組織をつくる、人を育てるマネジメントの方法を、
企業向けにアドバイス、コンサルティングしている専門家のショートエッセンスをお届けします。

「親しき仲にも礼儀あり」というが、

いくら親しくなっても、

相手の心の中に土足で踏み込むようなことは避けたい。


友人だから何を言ってもいい、

長い付き合いだから、家族だから、親戚だから、夫婦だから、

という考えは違うのではないか。


けじめがないと、必ずよくない方向に進む。


特に言葉には、細心の注意が必要だと感じる。


何気なく言った言葉が、深く相手の心を傷つける。


言葉の暴力は、ときに身体的に与える暴力よりも長く残るもの。


ある一線を越えた、たった一言で人間関係は壊れ、

組織や家庭はいとも簡単に崩壊してしまう。


上司と部下の関係も同じ。


どんなに親しくても、人間性を否定し、

人格を傷つけることは決して許されることではない。


例えば部下が失敗したとき、

上司がそれを厳しく叱責するのは仕方ない。


失敗した原因や方法は、厳しく追及すればいい。


しかし例えば「君はバカか」「能力がない」

「役に立たない」などとは絶対に言わないこと。


感情のしこりが残らないようにしたい。