食事の席などで、たまに本の話をするが、
「いつ本を読むのか、よく暇がありますね」
と言われることが少なくない。
苦笑いしてしまうのだが、質問した人に聞きたい。
「例えば、忙しいときには顔を洗わないのか」と。
「いや、朝起きて顔を洗わないと1日中気持ち悪い」
とおそらく大半の人は答える。
忙しくても本を読む、のも同じこと。
本はビジネスに必要な想像力・思考力を高めるだけでなく、
人間の残す知的財産の宝庫といえる。
人類や国家の歴史も、かつての巨人の思想も、
会えないような偉大な人のものの考えや作品に、
本を通じて接触し、吸収することができる。
暇があったら本を読む、というのは私の考えでは
変な話であって、読書は人生の一部だと思う。
本から学ぶべきことは、いつになっても多い。
かつて読んだ良書を、読み返すのもおすすめ。
以前とは違った気づきが得られる。
生活の中に読書を組み込んで、まだ余裕があったら、
好きなことに時間を費やしてはどうか。