ゾウの背中に乗って
あの日のバッキー小林


パソコンを開いて昨日ヤフオクに出品したフライトジャケットをチェックする。
フムフム、1日でそこそこヲッチリストがついている。
この値段なら誰も文句はあるまい。

自分のヲッチリストを開いてみる。
欲しいような、そうでもないようなモノが、どうでもいい値段についている。
これは相場を知るためだけのヲッチリスト、だからもちろんぼくはどれも買わない。

最近では買い方を忘れたかのようにものを買わない。

なにげに入札リストをクリック。
SONYブラビア40インチ、現在価格51000円、あなたが最高入札者です!

・・・えっ? 

なにこれ? 

心拍数が跳ね上がる。

なにが どうなったか ぼくには さっぱり わからない。

誰かがぼくのIDを使って無断で入札しているー!?
ヤッホーに連絡をしてソッコーでIDを止めてもらわなければ。
体内をアドレナリンが駆け巡る。
深夜、ぼくはひとり焦り、狼狽する。

入札履歴をクリック。

げっ? 

確かに昨日の深夜11:50分にぼくが入札していることになっていた。
ヤ、ヤバイ。

酒を飲む→ヤフオクを観覧→思いつきで入札。 
と、いうことだろうか? こんな高価なものを!
これでは、ほぼ ぼけ老人だ。

ううっ、マジまったく思いだせない。 考えろ考えろマクガイバー。

・・・あれ? これ昔、おんなじようなことなかったっけ?
あったよあったよ。あれは、酒→女→後悔の海、だったけど。
抱いて案ずるはちょっとしたことさ~♪ と、小林克也だけは慰めてもくれた。



あの、 飲酒ヤフオクは禁止ですよー。

泣いて震えるは筋肉だけさ~♪ と、バッキー小林は笑っていた。


ゾウの背中に乗って

  最後の一本だっつーの


禁煙で苦しむジャンキーのみなさまいかがお過ごしでしょうか。
我慢できてますかー? はい、挫折しましたね。

名古屋の民家に空き巣が入り、現金1千万円と預金通帳20冊、買い置きしたタバコ千箱が盗まれた。
現金と通帳なら分かるけど、プロなら千箱のタバコはふつうスルーする。
それとも、自分の吸っている銘柄ドンピシャだったのかも。

「そろそろ、買い置きがヤバいんだよねえ」
「おれも、最後の2カートンを切ったし」
「きたね。おまえまだあったのかよ」
そんな会話が街のいたるところから聞こえてくる。

けれども、僕に言わせてもらえば、そもそも、買い置きがなくなったら禁煙するなんて考えが 激甘い!
たら、れば、では偉業の克服は無理なのだ。
その場で、グシャができるヤツだけがその高みにたどり着けるの だった。

今度の値上がりを機会に禁煙を誓ったヤニーズたち。
そのうち何割が達成できるのだろう。
きっと3割くらいですよ。 ぼくは言ってみる。

みなさーん、禁煙は哲学ですから。

着なくなったビンテージ物のフライトジャケットをヤフオクに出した。
きっとあとで後悔するだろうなあ、そのことをぼくはよく知っている。
けど、身軽くなりたい。

失くさないと手に入らない。
古今東西世界のルールだ。

未来は神様のレシピでもうすでに決まっている。


ゾウの背中に乗って

  11年の投獄はあまりに長い


中国の民主活動家、劉暁波氏にノーベル平和賞が授与された。
もちろん中国側は猛反発をしている。
自国の法に乗っ取り投獄した政治犯が2010ノーベル平和賞とは国際的面目丸つぶれを通り越しEU諸国挙っての内政干渉といっても過言ではない。

しかし、ノルウェーの気合いって半端じゃない。
劉暁波氏が平和賞に選考されるや否や、中国政府は経済プレッシャーをかけてきたがノルウェーは、あっさりと授与を決定した。
北欧の小国が世界の経済大国の喉元に剣の切っ先を、ほれっ!っと突きつけたの だった。

続いて、英国、ドイツ、フランスの欧州主要国は劉暁波氏の釈放を求めるなど、ノルウェーに追従する。
そして、ついにオババも釈放要求を正式に発表。
まるで西側諸国の用意周到な中国包囲網だ。

今回のことでいちばん困惑しているのは中国政府だ。
自分たちの打つ手が、ことごとく国際社会に拒否られる現実に慄きたじろいでいる。
それほど中国人の常識は特殊だ。

不動産屋のオヤジがおもしろい話をしていた。
畑で農作業をしていたおばさんが通りかかった中国人にちょっと持っていってもいいよ。と大根を3本ほど持たすと次の日畑の大根がすべてなかったという。

ふつう一般常識でしょ。 は、彼らには通用しない。
中国は今国際社会から試され、世界有数のの経済国家としての相応しい国の在り方、そして変化を求められている。

けれども、恫喝されすたこら逃げた日本と、ノーベル賞の権威をただただ保守したノルウェー。

日本人として、とっても恥ずかしいのは気のせいだろうか。


ゾウの背中に乗って
  これがディナーだと引くな~


ウニ板があったのでタコ刺しと一緒にビールを一杯。

うまーい、ほんと我が家の冷蔵庫はドラえもんのポケットみたいだ。
おふくろーいつもありがとー! と言ってみる。

その昔、世界の3大料理と言われたフランス料理、トルコ料理、中華料理はもはや死語ワードだ。
フランスなんて我が国の伝統料理は誤っていたと栄養士が言っているくらいだ。
そもそも煮込んで煮込んで煮込みまくるフレンチは栄養価を損なって損なって損ないまくる食習慣といえる。

そこで今世界でブレークしている料理はもちろん我らが日本食なのだ。
世界の味音痴どもが日本人のデリケートな感性の入り口までやっとたどり着いたの だった。
ニューヨークだろうとイタリアだろうとアフリカだろうと日本食レストランがない町はない。

昔、イギリスに嫁に行って僅か1年で帰ってきた自称辛抱強い女が言っていた。
「イギリスの大衆料理は先進国ワーストワンよ。かけてもいい」

魚はなぜだか腐りかけているものを使うらしい。
それを匂い消しもしないでただグチャッと揚げるものだから臭くて食えたものじゃない。
レストランで出てくる肉はミディアムレアでオーダーしてもナイフが通らない硬鉄のような肉を使っている。

それを経験したイギリス在住の日本人はスーパーの肉はベーコン以外手を出さない。
野菜なんか食わないから論外。
彼らが勧める自慢の家庭料理や、いわゆる国の代表的な料理は勇気を持って断わろう。

アメリカもすごいよね。
肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉しか食わない。
だからみんな、デブデブデブデブデブデブデブデブデブデブデブデブデブデブデブになって いく。

どうよ? 日本人でよかったでしょ?


ゾウの背中に乗って
  時間は無限ではないのだ


今度の連休はバイクのお掃除に決定。
あの過酷なスポークのサビ取りはビールでもやりながらシコシコと。
と、思いつつ近くのホームセンターにピカールを買いに行く。

同級生に遭遇。ユーコとは不思議とよく会う。
あいさつ代わりにお尻をバシッ!ってやったのが運のつき。
彼女の、井戸端会議スイッチが入ってしまった。

こないだの同窓会でさあ、ഢഛണ തഠഠ൨൮
先生がさあ、യഫ൨൮൯ രഠചlകവ 
知らねーつーの、൧൨൩൪൫൬൭൮൯

ので、ほとんど未開の地の言語状態だ。

「〇〇〇子ちゃんとタカシくんが亡くなったって」
「・・・はい?」
無防備なとこにいきなり斧が飛んできた。

〇子ちゃんの記憶はすでになかったけれど、タカシ? 死? まるで現実感がない。ほぼ暴挙だ。唖然とする。
「ガンだったって」
おいおい、マジかよ。 かなりパニクル。

あのころは、夜通し遊んでも遊び足りなかった。
飛びだしそうで、はちきれそうで、暴発しそうな毎日だった。
それぞれが人生なんて無限にあり続けるものだと信じ切っていた。

 
オキザリニシタ、のメロディーが頭を過る