ゾウの背中に乗って

  最後の一本だっつーの


禁煙で苦しむジャンキーのみなさまいかがお過ごしでしょうか。
我慢できてますかー? はい、挫折しましたね。

名古屋の民家に空き巣が入り、現金1千万円と預金通帳20冊、買い置きしたタバコ千箱が盗まれた。
現金と通帳なら分かるけど、プロなら千箱のタバコはふつうスルーする。
それとも、自分の吸っている銘柄ドンピシャだったのかも。

「そろそろ、買い置きがヤバいんだよねえ」
「おれも、最後の2カートンを切ったし」
「きたね。おまえまだあったのかよ」
そんな会話が街のいたるところから聞こえてくる。

けれども、僕に言わせてもらえば、そもそも、買い置きがなくなったら禁煙するなんて考えが 激甘い!
たら、れば、では偉業の克服は無理なのだ。
その場で、グシャができるヤツだけがその高みにたどり着けるの だった。

今度の値上がりを機会に禁煙を誓ったヤニーズたち。
そのうち何割が達成できるのだろう。
きっと3割くらいですよ。 ぼくは言ってみる。

みなさーん、禁煙は哲学ですから。

着なくなったビンテージ物のフライトジャケットをヤフオクに出した。
きっとあとで後悔するだろうなあ、そのことをぼくはよく知っている。
けど、身軽くなりたい。

失くさないと手に入らない。
古今東西世界のルールだ。

未来は神様のレシピでもうすでに決まっている。