
(左がWalter Becker NewYorkTimes 9月3日)
こんにちは、ボーンズ88です。
久しぶりのブログになってしまいましたね。で、またもやミュージシャンの訃報をひとつ書きたいと思います。
9月3日、スティーリー・ダンのウォルター・ベッカーが亡くなりました。享年67歳。
「ところで、スティーリー・ダンって誰…?」
… そうだよね・・。
で、まず最初に、こんな曲をいってみよう。
Rikki Don't Lose That Nomber / Steely Dan 1974
これ、聴いたことあるんじゃないかな…?
1974年に発売されたこの曲、当然、僕も後追いで聴いたんだけど、あの汗臭い70年代に、この清涼感(笑)、際立ったサビと美しいコーラス、彼らの代表曲のひとつですね。
僕がスティーリー・ダンを知ったのは、80年代の初めのこと。
友達の女の子の部屋で聴いた、こんな曲。「大人だな~」なんて、当時のメタル小僧は思ってましたよ。(笑)
今でも大好きな、この曲、いってみましょう。
Hey Nineteen / Steely Dan 1980
なんて気持ちのイイ音楽なんだろう…。
極上の音質のレコード音源、言葉や感情はヌキにして、音の気持ちよさだけを追求した音楽、ぜひぜひヘッドフォンで聴いてみてほしい。
抜けのある音楽空間に、空気の振動まで伝わるような精緻な録音、ひとつひとつの楽器の音が、絶妙なタイミングと音量で配置され、何とも快適なグルーブを生み出している。音楽は、鳴っているだけで、それで、もう充分なのかもしれない。
次もサイコーに気持ちイイ、彼らの代表曲、これで!
Peg / Steely Dan 1977
… ルーム335 ・・?(笑)
いつの時代も、ドライブには欠かせない、この曲。その昔、僕の汚い車だって、これをかければ、気分だけは日産シーマ…。(笑)
軽やかな曲調に、ちょっとクセのあるベースライン、ホーンの感じが何とも大人で、晴れやかでリッチなドライブを楽しむことができる、そんな音楽だ。
さて、最後の曲は…、と考えて、ライブ映像にすることにした。
What a shame about me / Steely Dan 2000
1980年のアルバム「Gaucho」を最後に解散状態だったスティーリー・ダンが、20年ぶりにリリースした「Two against Nature」。
これ、流行ったよね~。
J-WAVEでジョン・カビラが絶叫して、もうお祭り状態。(笑)
ジャケットにネクタイでギターを弾いているのがウォルター・ベッカー、そして歌っているのは、もちろん、ドナルド・フェイゲンだ。
この快適なグルーブは、高度な演奏力と、マニアックなアレンジに支えられている。ゆったりした音楽のはずなのに、ルーズな音はひとつとして存在せず、空間には、僅かなズレも許されない、独自の緊張感がみなぎっている。
その緊張感に、僕らはひきこまれていく。
ジャズでも、ロックでもない、彼らだけの精緻な音楽空間。
このまま、時代の流れに埋もれないことを願いたい。
R.I.P. Walter Becker
<おわり>

