追憶の骨 (bones) -71ページ目

追憶の骨 (bones)

音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。

 

 

こんにちは、ボーンズ88です。

 

先日、ウォルター・ベッカーの訃報記事を書いてから、なんだか、ずっと頭の中でリフレインしているメロディが・・。

 

それが、ドナルド・フェイゲンの「New Frontier」。

 

やっぱり、この曲、外せないよね~。(笑) 当時、近所のレコード屋に、このジャケットのポスターが貼ってあって、それが、なんとも大人で、カッコよかったんだよね。

 

 

僕がスティーリー・ダンを知ったのも、元をただせば、こっちが先。

 

1982年、まさにMTV隆盛期に大ヒットした「New Frontier」。その当時は、ドナルド・フェイゲンが何者かなんて、全然知らなくて、ただただ単に、数あるヒット曲のひとつとして、聴いてたワケです。

 

では、早速いってみましょう~、もちろんPVで!

 

New Frontier / Donald Fagen  1982 

 

 ・チャチャ  ・チャチャ ・チャチャ ・チャチャ

 

裏リズムのシンセが80年代っぽいなぁ~ (笑)

 

思わず心が優しくなるようなイントロから始まるこの曲、枯れたギターとハープが聴かせてくれます。

 

イメージは、やっぱり「夜中」っていう感じ。

 

そこに入ってくる、抑えた感じの美しいコーラス。「ニューフロンティ~~♪」の「ティ~~」のところ、この消えそうで消えない音量感が絶妙です。

 

ひっそりしているのに、ちょっとした疾走感があって、なんとも言えない不思議な雰囲気、、夜のドライブにピッタリかな。(笑)

 

 

音楽的にはスティーリー・ダンと同じ路線、でも、フェイゲンのソロの方が曲の構成が分かりやすくて、メロディもポップ。サウンドも、スティーリー・ダンのような「緻密さがもたらす緊張感」はあまりなくて、少しルーズで聴きやすい音楽になっていると思いますね。

 

… それでも完成度、高いよなぁ~。

 

特に2:20過ぎ、ギターソロの後から展開メロディがきて3コーラスへ、このアレンジと音量感が、ホント、素晴らしいです。

 

 

ところで…。

 

この「New Frontier」、歌詞はなかなかシニカルで、60年代、ケネディ大統領の打ち出した「ニューフロンティア政策」を風刺した内容になっています。

 

郊外の新しい住宅には、核シェルターがあって、そこで若者たちがどんちゃん騒ぎ…、PVもそんな作りになってますね。

 

北朝鮮の核ミサイルに、アメリカの人種差別暴動…

 

当時のニューフロンティアは、

 

今も、ニューフロンティアのまま、なのか。

 

The key word is survival on the new frontier ~♪

 

 

<おわり>