こんにちは、ボーンズ88です。
今書いているシリーズ「どうやら始まってしまったみたいだ。」、これって、いろいろな記事をピックアップして検証する作業は楽しいのですが、なかなか時間がかかります。
そこで今日はちょっと趣向を変えて、ラジオ番組を聞いてほしいのです。
番組は22分です。ちょっと長いかもしれない。
でもね、これから何が起きるのか、それを知ったり、イヤな事になるのを事前に防いだりするために、必要なんじゃないかな。
例えば、戦争とかテロとかって、まだまだ身近じゃないかも。
でも、医療はどうでしょう。
いま行われている「TTP交渉」には、この医療分野も当然含まれています。この「TTP交渉」が成立したらどうなるのか…。
それを知るきっかけになると思います。
もう日本のマスコミは重要な事を伝えなくなっています。
自分で知っていく行動をしないとダマされちゃうでしょう。
で…、ラジオ番組はジャーナリストの堤未果さんの話。アメリカの医療制度と保険制度、そして日本が狙われているという話です。
「格差拡大の構造…、沈みゆく大国 アメリカ」 堤未果
ちなみに別の番組で堤さんが言ってたのですが、アメリカの一般家庭で夫婦と子供一人、医療保険に入ると月15万円になるそうです。
それで盲腸にかかると手術に90万円、保険に入っていないと200万円…。
ある日突然、保険証がAFLACになって、あれよあれよと値上げされていく…、TPPではそういう交渉をしているのでしょう。
どう思いますか…?
僕たち日本人が心配なく暮らせたのは、戦後の復興を経て「上に立つ人たち」が、少しはまともな倫理観や社会観を持っていたから…、かもしれません。
でも今は、そういうものは一切期待できません。
ひとりひとりが個人の権利と法律を理解して、主張するべきことは主張していかないと、取り返しのつかない事になるかもしれませんね。
(「TPPは『社会的共通資本』を破壊する」 宇沢弘文 videonews.com)
昨年亡くなった経済学者の宇沢弘文が提唱した「社会的共通資本」。
「一つの国ないし特定の地域に住むすべての人々が、ゆたかな経済生活を営み、すぐれた文化を展開し、人間的に魅力ある社会を持続的、安定的に維持することを可能にするような社会的装置を意味する。」「社会的共通資本」(岩波書店)
森林・大気・水道・教育・報道・公園・病院など、産業や生活にとって必要不可欠な「社会的資本」は、国家的に管理されたり、利潤追求の対象として市場に委ねられたりしてはならず、職業的専門家によって、その知見や規範に従い管理・維持されなければならない。
世界的な「知の巨人」が亡くなって、日本を支える良識が衰退していくかもしれません。宇沢が残した素晴らしい考え方を、僕たち自身が少しでも理解していくことが、これから大切なのだと思います。
<おわり>


