新型コロナウイルス感染症が流行して約半年が過ぎましたが、未だ収束しておらず、

毎日たくさんの方々が感染されています。

 

企業においても、コロナ禍をきっかけに働き方の見直しを余儀なくされています。

それにより、今まで行っていた業務の中で、できなくなったこともたくさんあります。

 

今までと同じことができなくなるのは不便なこともありますが、そればかりでなく、

無駄だったことに気付くきっかけにもなったのは事実です。

 

その代表例が「会議」ではないでしょうか。

 

以前から、働き方改革により、「無駄な会議の削減」や「会議時間の短縮」などが掲げられていましたが、今回のコロナ禍でその動きが一気に加速したと言っても過言ではありません。

3密を避けるために会議を行わない、あるいはオンライン会議に変更するなどの動きがどの企業でも出ています。

 

私の会社でも、各部署で「部会」というものを定期的に行い(頻度は部署による)、

連絡事項の共有を行っていました。

私の部署は2週間に1回の頻度だったのですが、その部会を行わなくなりました。

 

その結果、どうなったかというと、全く以前と変わっていません。

特に部署の業務で問題が発生することはありませんでした。

部内に周知したいことは各自でメールを送っているので、

情報の共有不足なども起こっていません。

 

つまり、以前のように2週間に1回、30分~1時間程度集まって部会を開催していたのは、

全く無駄だったということが判明しました。

 

部会の後に「議事録を書いて部署全体にメールで流す」という役割があり、

私の部署では私が書いていました。

私は以前から、

「部会をなくしても困らないのではないか。

それから、議事録を書いて残したところで、欠席した人が後で読んでいるのを見たことがない。だったら書く時間が無駄ではないか」

という疑問を感じていました。

 

そして、まさに私の疑問が正しかったことが証明されました。

 

今回は、コロナ禍で浮き彫りにされた会議の無駄についてお話ししました。

 

コロナ禍は決して良いものではなく、不便なことが多く残念ではありますが、

これをきっかけに多くの企業で業務の無駄に気付き、

徹底的に削減することで働き方改革が大きく前進することを願って止みません。