今回は、「読んだら忘れない読書術」(樺沢紫苑著、サンマーク出版)の書評を書きたいと思います。

 

本書は精神科医である樺沢さんが読書術について書いた本であり、ベストセラーとなりました。

私が樺沢さんを知るきっかけとなった本であり、今回のブログのように情報発信を始めようと思い立ったきっかけでもあります。

 

多くの人は、「読書をしても何日か経つと内容を忘れてしまう」ということを実感していると思います。

しかし、それではせっかく読んでも自己成長に繋がりません。

そこで、樺沢さんは「記憶に残る読書術」とはどういうものかを公開しようと考えたそうです。

 

まず、第1章で「読書をするとどれだけいいことがあるのか」ということを様々な角度から述べており、ここを読んだだけでも「読書をしなければ」という思いがかき立てられます。

 

特に印象に残ったのが「料理の鉄人理論」です。

 

○普段から読書をしている人

頭の中にキッチンスタジアムを構築しているので、『明日までに資料をまとめてくれ』と急に言われても頭の中から食材を取りだしていきなり調理(アウトプットである資料作成)に入れる

 

×読書をしない人

仕事を依頼されてから資料や本を読んで食材を集めるので、調理時間がわずかしかない

 

という内容であり、すなわち「普段から読書や勉強で情報を入れていれば対応できるが、入れていないとせっかくの機会を逃してしまう」ということです。

どちらを目指すべきかは言うまでもないでしょう。

 

また、樺沢さんは読んだ内容を記憶に残すために有効な方法として「アウトプット」を勧めています。

「アウトプット」とは、読んだ本を人に紹介する、SNSに感想を書く、カスタマーレビューを書くなど様々な方法があります。

今回私がこのような形で書評を書いているのもそれに当たります。

 

その他にも、読書の魅力、記憶に残すコツ、オススメ本の紹介などが満載です。

 

これからも様々な本の書評を投稿していきますので、よろしくお願いします。