【先人の言葉170116】
『
師であることの条件
』
は1つでいい、
ということだと思うんです。
『
師であることの条件
』
は、
『
師を持っている
』
ことです。
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下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉
(講談社文庫)
〓 内田 樹 著者 〓
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良き指導者jは良き後継者を育て、
良き後継者は良き指導者を”み続ける”
は間違っていなかったと気付きました。
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先人は、
「スターウォーズ エピソード3 シスの復讐」
を試写会で見てこのことを再認識したそうです。
恩師であるオビ=ワンより強くなったと考えた
アナキン=スカイウォーカーは、
さらなるメンターを求め、
オビ=ワンのもとを去り、
銀河皇帝の仲間になりダークフォースに落ちる。
しかし
アナキン=スカイウォーカー
最後に師匠のオビ=ワンと対決した時に、
ボロ負けをしてしまう。
なぜ
アナキン=スカイウォーカーは超えたはずの
恩師オビ=ワンに負けたのか?
それは、
オビ=ワンは、
自身の師匠であるヨーダに対する
深い敬意を少しも変わらず、
弟子であるアナキン=スカイウォーカーが離反された後も、
オビ=ワン自身は成長し続けたため
です。
つまり
師を超えた
(定量的観点で測定できる)と思って
師から学ぶことはないと考えた
アナキン=スカイウォーカー
と
師は超えられない
(定性的観点で測定などできない)と信じて
師に深いを敬意を示し続けた
オビ=ワン
の違いであり、
師弟関係を
弟子が師匠の持っている技術は
自分のそれと比較考量可能であると考えた
時点で破綻する
ということである。
先人は別の言葉でも
「師を持ち続ける理由』を述べている。
「
ある無限に続く長い流れの中の、
自分は1つの環である。
長い鎖の中のただ1つの環に過ぎないのだけれど、
自分がいなければ、
その鎖はとぎれてしまうという自覚と強烈な使命感を
抱いたことがある。
そういう感覚を持っていることが
”師の唯一の条件だ”、と。
」
非常に感銘を受けた考え方であり、
私が良き指導者とはどんな人かと考え続けてきた中で
出した結論と違わないんだと思いました。
”良き指導者は良き後継者を育て、
良き後継者は良き指導者をみ(見る、魅る)続ける”
自分を育てくれた指導者、恩師に巡り会えた時に、
その恩師から受けた恩恵は一生忘れず、
そしてその方の生き方をずっと学び続け、み続け、
いつかはその方に恩返しをする生き方を貫くこと
が大事だと考えて私は生きてきました。
私にはたくさんの恩師がいます。
だから私はその恩師一人一人にいつか恩返したい
と願い、精進し続けています。
この想いが、
さらなる自分の成長を駆り立てくれている
のだと改めて気付かされました。
最後に先人はこのようにも述べていました。
「
自分の中のどこかに外部へ続く
『ドア』
が開いている。
年を取っていようが、
体力が衰えようが、
つねに
自分とは違うもの、
自分を超えるもの
に向けて開かれている。
そうやって自分の中に
滔々と流れ込んでいくるもの
を受け止めて、
それを次の世代に流していく。
そういう
『パッサー』
という仕事が自分の役割だということが
(オビ=ワン(本当の師になれる者)は)
わかっているということ
」
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恩師の恩恵は一生忘れない。
恩師への敬意を払い続け、自ら成長し続け、
いつか恩返しをしてみせる!
きっとそれが次世代の子供たちの幸せにもつながるはずだ!
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多謝
下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)
内田 樹