駅を背にし、Peck Seah St. と平行して更に左にTras St. とTanjong Pagar Rd. と続くのですが、このあたりは古き良きシンガポールの建物が残り、昔ながらの生活の様子を留めている所で、目的もなくぶらぶらするだけでも、とても楽しく探索出来ますよ。
細い路地に足を踏み入れれば、屋外で散髪をする理髪屋があったりなど、とても近代国家とは思えない、ちょっと懐かしくてほっとする光景を見ることが出来ます。
カフェやレストランも多数あるのですが、今回紹介するのは、梅林(MOILUM)という中華料理の店です。
Tras St. を Maxwell Rd.方面に進むとやがて、車が入れない小道に入り、Maxwell Rd.に突き当たる直前の左側にこの店があります。歩いていて”おや?これはいけるかも” と私の嗅覚が反応し飛び込みで入ってみました。もちろんどんなガイドブックにも紹介されていませんので穴場中の穴場ですね。
ランチタイムにはちょっと早い時間で店内に客は誰もいませんでしたが、SPECIAL SET LUNCH MENU から、チャーシューライスセットを選択しました。
1)ROAST CHICKEN RICE
2)FRiDE RICE WITH ONE SUNNYSIDE UP
3)BONELESS CHIKKEN WITH HAM
4) "CHA SIEW" OR ROASTPORK RICE
の中からメインを選択し、他に付け合わせの野菜と、スープが付いてきます。これでなんとS$5.90 日本円で約380円は日本人にとっては驚きの値段ですね。
少し甘めのチャーシューに、極旨のあんがからんで、あっという間に完食してしまいました。スープの方は薬膳っぽく、見た目は今一なのですが、レンコン、とうもろこし、豆、たけのこ、チャーシューの塊、干しタコなどが入っていて、とっても身体に良さそうですよ。あっさりと言うか熱い中でもすっと飲めてしまうそんなスープです。
お店のお母さん?がとても気さくで、料理のことや店のことについて、色々な話しを聞くことができました。
一人旅の場合、人と触れ合い話をするのがとても楽しいことですよね。特に食事時など一人でもくもく食べていてもあまり楽しく無いことで、食べながら食材の話をしたり、店の話をしたりととてもアットホームな雰囲気にさせられました。なんでもこの店、”祖父の代から代々80年の歴史をもつ店で、ずっと同じ味を伝統で守ってきた自慢料理なんですよ。” などと聞かされ、伝統の味をじっくり味わってきました。
”またシンガポールに来たら、是非この店に来てね” そんな分かれ方をして、今回の旅の良さを改めて感じました。
Duxton Rd.には、古いヨーロッパの邸宅のようなプチホテル Berjaya Duxon hotel に見学がてら立ち寄るのも良いかもしれませんね。
Neil Rd.まで進むと、中国茶で有名な Tea Chapter (淵茶)
があります。店の3階にある板の間では、足を投げ出しゆっくりと中国茶を飲んで過ごすことが出来ますので、歩き疲れた時、休憩するのにうってつけですね。